愛想笑いは呼吸で見抜ける
声の高さだったり、大きさだったり、ふだんは意識しなければ注意を払わない「音の特徴」がたくさんあると思います。しかし、重要だと考えられるのは、呼吸と関係があるということです。
本当に笑っている場合は、呼吸している割合が声を出している割合より多くなります。つまり、本当に笑っているときの方が、愛想笑いのときより、息づかいが荒いということです。それは、笑うときは話すときとは違った声の出し方になるという事実と関係があると思います。本当に笑っているときは、他の動物と同じように感情的な声の出し方になります。一方で、愛想笑いのときは、人間特有の話すという行為から出る声になるのです。
ですから、絶対にウケる冗談を今度言うときには、本当に笑っているときに起きる呼吸に注目してみるとよいでしょう。もっと他のボディーランゲージを読み取りたいようでしたら、こちら(英文)をご覧ください。
NPRのインタビューはとても興味深いです。下記リンクより聴くことができます。
How to Tell When a Laugh is Real: The Answer is in a Breath | NPRP
- 美も願いも 思い通りになる女(ひと)の生き方
- ワタナベ 薫|KADOKAWA/中経出版