「韓国フェリー沈没事故と同じ構図」と遺族
有識者らの呼びかけで「支援する会」発足へ
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公判後、原告団のうちの遺族9人が、会見に臨んだ。
そのうちの1人、小学6年生の雄樹君を亡くした佐藤和隆さんは、こう訴えた。
「なんで裁判までしなくちゃいけないのか、非常に疑問に思っている。義務教育の学校管理下で起きたことだからと、これまで迅速な対応を信じてきたが、ことごとく期待を裏切られた。韓国でフェリーが沈没したニュースを見て、子どもを置いて船長が逃げるところが、大川小と同じ構図だと思った。子どもの命を守るのはいったい誰なのか。この裁判を通して真実を伝えていきたい」
また、報道を見て、金銭的に訴訟を支援し続けたいという有識者らからの要望をきっかけに、支援者と遺族が運営する「大川小学校児童津波被害国賠訴訟を支援する会」が結成されたことも会見で明らかにされた。
支援する会の事務所は、吉岡和弘法律事務所内に置かれる。
第2回公判は、8月26日に行われる予定。
(池上正樹)