深海に降る雪「マリンスノー」が神秘的すぎる
深海に降り積もる雪、別名マリンスノー。真っ暗な深海に白い雪が舞い降りていくその様はなんとも神秘的な光景です。
更新日: 2014年05月19日
ppp_comさん
深海に降り積もる雪、別名マリンスノー。真っ暗な深海に白い雪が舞い降りていくその様はなんとも神秘的な光景です。
更新日: 2014年05月19日
ppp_comさん
■海に降る雪、マリンスノーをご存知ですか?
海中に見られる陸上の降雪に似た光景
真っ暗な深海に白い雪が舞い降りてくるのは、なんとも神秘的
幻想的なこの様子は、海に降る雪「マリン・スノー」と呼ばれます
■限られたロケーションでのみ確認できる
海中を一定の速さでゆっくりと沈んでいく
太陽光の届く水深40mくらいでは見られません
透明度の高い熱帯の海中よりもプランクトンが多く魚などがたくさん棲息する温帯や寒帯の海中の方が多く見ることができる
■マリンスノーの正体
GettyImages Photo by Oxford Scientific / Photodisc
深海魚の食料は小型海洋生物の死骸なんだけど、その死骸が深海まで降りてくる現象のことを“マリンスノー”って言うんだよね。海で雪が見れるなんて素敵だね。 あぁ、僕のリュウグウノツカイからマリンスノーがカスピ海ぃぃい
マリンスノーはプランクトンの排出物、死骸、またはそれらが分解されたもの
海の生物のさまざまな老廃物が集まって大小の塊となって海底に向かってゆっくりと落ちていきます
■深海生物には欠かせない存在
GettyImages Photo by Medioimages/Photodisc / Valueline
マリンスノーは、ただ漂っているのではなく海洋の表層で生産された物質を深海へ運ぶ重要な役割を果たしています
海底に積もったマリン・スノーはバクテリアに分解されたり、ナマコやユムシの仲間のえさになるなどして、きれいになくなります
浅い海に比べて生息する生物の数が極端に少なくなるので、深海に生息する生物にとっては貴重な栄養源となる
マリンスノーの降り方によって、海底生物の群落が、数フィート[1m程度]という範囲の中でも、大きく異なったものになりうる
■採取が難しいほど微細
捕らえようとすれば壊れてしまい,その実体についてはよくわかっていない
海水の中にいるプランクトンを採集する道具を使っても、ほとんど採ることができません
■日本人が名付けの親
GettyImages Photo by Hemera Technologies / AbleStock.com
1950年代、北海道大学の研究者たちが潜水艇「くろしお号」に乗り込み海洋を調査中に発見・命名したといわれる/ →マリンスノー
深海に降り続ける白い粒子、マリンスノー。その美しい名前は、日本人が名付けました
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