筋肉からの電気パルスで動く義手、もうすぐ買えるかも
科学と技術のなんと偉大なことか。
自分が思ったとおりに動く義手。ちょっと前までは架空の世界のモノのようでしたが、いよいよ実現されるかもしれません。セグウェイの発明者Dean Kamen氏が率いるベンチャー企業「DEKA」はDARPA(米国防高等研究計画局)からの資金援助、そして8年の開発期間を経て「DEKA Arm」を開発しました。
装着部分に接続されたセンサーは、切断されていなかった部分の「筋肉を動かしたはず」の動きに繋がる微細な電気パルスを読み取ります。これによって脳でイメージしたとおりにアームを動かせるというわけ。
アームには触覚センサーも備わっており、モノを掴んだ感覚が振動としてフィードバックされるため、非常に精度の高い動きが可能となるようです。動画のように卵を割らずに掴む、紙を摘む。またはコインを挟む、ブドウやミニトマトを掴むといった繊細な動きも可能に。また、ハンドドリルのような電気工具も操作できるとのこと。すごい!
このDEKA ArmはFDA(米食品医薬品局)の承認を取得。一般向けの製品として販売されることが可能になりました。市販化にあたってはこれを製造・量産できるメーカーを見つける必要がありますが、もう映画やアニメのお話しじゃないんです。この素晴らしいテクノロジーがその腕に収まるまで、間もなくです。
image by DARPA
source: Gizmodo US via DARPA
(小暮ひさのり)
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