<フィギュア>浅田真央「1年じっくり考える年に」休養宣言
毎日新聞 5月19日(月)14時26分配信
フィギュアスケート女子の浅田真央(23)=中京大=が19日、東京都内で開かれた記者会見で、来季(今秋から)は大会に出場せず休養することを明らかにした。
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浅田は休養の理由を「バンクーバー五輪から、ずっと『ソチ五輪まで頑張る』とやってきた。今は、すべてやりきったという気持ち。これからまだ頑張れるのか、1年間じっくり考える年にしたい」と説明した。
浅田は昨年4月、東京で行われた世界国別対抗戦で、今季(今春)限りの現役引退を明言。だが、その後、いったんは白紙に戻し、6位に終わった今年2月のソチ冬季五輪終了後、引退と現役続行の可能性を再び聞かれて「(現役を続けるかは)ハーフ、ハーフ(半々)」と答えていた。
浅田は愛知県出身。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に15歳だった2005年に初出場でグランプリ(GP)ファイナルを制したが、06年トリノ五輪は年齢制限で出場できなかった。10年バンクーバー冬季五輪では銀メダルを獲得。世界選手権は08、10、14年の3回制覇。GPファイナルも通算4回優勝した。【芳賀竜也】
最終更新:5月19日(月)14時54分
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