みんなで手をつなごう!

人との縁を大切にしたい。


ボタン「山田真先生の講演会」 その②
ライン 日本人は、戦前は、「寸胴で、足腰がしっかりしていた体系」(農耕民族)
だったのが、戦後、欧米の食生活を取り入れるようになって、すっかり
「足長で、すらりとした体系」に変わりました。

それに伴って、昭和40年代頃から、アレルギー性疾患の増加があり、
「日本人は、日本古来の食生活に戻すべき」と、山田先生は訴えられます。

食生活だけでなく、日本に入ってきたのは「予防接種」も同様で、
劇的な効果のあった「ポリオワクチン」はともかく、最近では
何でも「ワクチン」で、却って、後遺症や、死者を増やしています。

たとえば「日本脳炎」というのは、免疫の下がっているお年寄りが
かかる病気で、子どもの罹る病気ではないそうです。

山田先生いわく
「本当に、必要なワクチンは、はしかと、女子の風疹、三種混合くらいでは
ないかしら?」とのことです。

実際に、インフルエンザワクチンの「有効性は25%に過ぎない」
のだそうです。

ウィルスというのは「人間と共存して生きて行く」生き物であって
2~3年もすれば、かなり精力が弱まってくるので、その時になって
「予防注射」をしても「余り、意味がない」のだそうです。

「子どもたちには、自然治癒力を身につけさせるために、
予防接種などはしないで、大いに病に罹らせるのがよい」そして
「積極的に、外遊びなどをさせて、スリルを味わわせることが大切」
だそうです。

人間の「腸」というのは「第二の脳」と言われているくらい、能力があり、
栄養分はしっかりと吸収し、ウィルスや、細菌、腐敗した食べ物などを
外へ出そうとするのです。
その際に、腸の壁から「水」が出て、これらをしっかりと押し流すのですが、
これがいわゆる「下痢」の症状なのです。
ですから、下痢を薬で抑えてしまうことはしてはいけないのだそうです。

しかし、放射能だけは「心配しすぎ」ということはなく、
今後のためにも、子供達には「正しい知識」を持って生きて行くよう、
周りの大人たちが「きちんと指導をしていく必要がある!」と先生は
強く、訴えられていました。

さらに、「食品の放射能の測定」などは、市民が直接、行政に訴えて、
何とか「安全なもの」を子どもたちに食べさせるようにするべきだと
諭されました。

今後、5年、10年たって、もし、日本の子供達に
「甲状腺がん」や「白血病」が増えたとしても、何とか「早期発見」をして
正しい治療でもって、一つの命も無駄にしないことが、望まれます。

先日、NHKの特番で、子どもの尿から「セシウム」が検出されて、
ご家族全員で「千葉」から「沖縄」に移住されたご一家の話から
「自分の子どもにも、検査を受けさせるべきか」と質問をされた
お母さんには、
「検査を受けて、尿からセシウムが出てきたら、親も子も不安になるだけ」
「はっきりいって、東京にいるお子さんだって、ほとんどから、セシウムが
検出されると思いますよ」
「避難をされるのも、されないのも、あくまでも個人の判断」で
「成長期の子どもを、部屋の中に、ずっと閉じ込めておくのは出来ないし、
それは可哀そうだ」
などと答えられておられました。

ただし、福島のお子さんに関しては、事故直後に「高めの放射線量」が
検出された10人のお子さんのうち、その後、他県に避難をした
9人のお子さんの「放射線量の値は下がって」、そのまま県内に留まった
一人のお子さんのみ「放射線量の値は上がった」ので、高線量の場合には
「なるべく離れる」のが正解だそうです。

実際に、先生のお子さん2人のうち、息子さんのご家族は、その後
「北海道」に移住をされて、娘さんご一家は、そのまま
「練馬のご自宅」に住まわれているそうです。

私は、今回の講演会を聴いて、母親として、ある程度
「覚悟を決める」そして「気をつけるべきところは気をつける」スタンスで
いいのだ!と確信が持てました。

「放射能への不安を持っている」ことは、決して、神経質なのではなく、
「自分たちの身を守るためには、必要であること」を実感した
実り多い2時間でした。


そして、いつか、子どもたちを連れて、八王子市にある
「八王子中央診療所」へも、お邪魔をしてみたいと思いました。


講演会の後には、世田谷からいらしたKさんと、三越地下にある
おいしい和菓子屋さんの「立川伊勢屋」さんで、お茶とお団子を
ほおばりながら、講演会の感想や、今後の方針などについて
話し合いました。

多摩市の阿部市長も、世田谷区の保坂区長も「脱原発派」なので
山田先生いわく
「市民が訴えかけられるとしたら、今がチャンスですよ!」とのことで、
「お互いに、がんばりましょう!」と袂を分かって、帰路に就いたのでした。

2011年12月19日 23:24 伊藤万里 General


ボタンコメント
ライン
おお、すばらしいレポートありがとう。
私の書いたものと合体させて、資料つくらない?

2011年12月20日 00:59 古崎千穂

おお、すばらしいレポートありがとう。
私の書いたものと合体させて、資料つくらない?

2011年12月20日 00:59 古崎千穂

こざきちさん

いいですね!
いくらでも協力しますよ。

ただし、時間がたつと、走り書きした
私の悪筆が、自分自身で読めなくなるんですよ。

2011年12月20日 06:54 伊藤万里

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