かき氷に新時代が到来!
うず高く積み上げられた白い山の上に載せられているのは、彩り豊かに個性を語るシロップやフルーツやトッピング。山にスプーンを入れてみれば、そのサラサラとした軽い手応えに驚かされ、口に入れた途端に広がる甘味の後にやってくるのは、頭に稲妻の走る、なかなかキツイ一発。それも醍醐味と感じながら、既に手は2口目を求めて、ついついスプーンを山に向けてしまう――。
夏のデザートと言えば、なんといっても定番の一つが「かき氷」。古き良き縁日の屋台や、駄菓子屋のイメージで懐かしさを覚える人も多いはず。でも、そんなかき氷に、最近では新時代が到来しています! 10年ほど前から「かき氷専門店」が登場し、最近では通年営業するお店も都内に続々とオープンしています。もはや夏の風物詩であるだけでなく、確固たるスイーツの一ジャンルとしての地位を築きつつあります。そんな最近オープンした店舗から、大人気の定番店まで、決定版と言える5店舗をピックアップしてみました。
KAKIGORI CAFE&BAR yelo
2014年4月1日に六本木にオープンして深夜も営業していることで話題になっているのが、この「yelo」。かき氷とは思えない、そのオサレなルックスもさることながら、ふわふわの氷と、全10種類のフレーヴァーとのマッチングが絶妙。深夜営業があるので、お酒が飲めちゃうというのも、なかなかのポイントです。
TEL: 03-3423-2121
http://r.gnavi.co.jp/56x36k2m0000/
和kitchin かんな
和食をメインにしながら、かき氷が大評判となったお店です。氷には日光の天然氷を使い、大き目に削られた氷の透明さにビックリ。どこか懐かしさも感じさせる味は絶品。和食での営業は、11時~15時のランチと17時~23時のディナー(こちらもリーズナブルなんです)に分かれていますが、かき氷は11時~23時の間、終日の営業時間で注文可能となっています。
住所:東京都世田谷区下馬2-43-11 コムズ下馬2F
TEL:03-6453-2737
アクセス:東急田園都市線三軒茶屋駅南口A 徒歩10分
http://r.gnavi.co.jp/gg38sb2h0000/
ひみつ堂
東京都内初のかき氷専門店としてオープンしたことで、よく知られているお店です。ひみつ堂で使われている氷は、自然の寒さで時間をかけて作られた天然氷。その氷の削り方も季節によって変えているとのことで、1年中かき氷を楽しめるお店になってます。やみつきになる看板メニュー「ひみつのいちごみるく」をはじめ、「ひみつの132」と呼ばれる132種類のメニューを季節の旬に合わせて提供する一品も話題です。
TEL:03-3824-4132
アクセス:京成本線 日暮里駅 西口 徒歩4分
http://r.gnavi.co.jp/6kc5zk7f0000/
埜庵
新世代かき氷の先駆けと言える、鵠沼海岸のお店です。このお店では、日光の蔵元「三ツ星氷室」さんの天然氷を使用しています。山盛りの氷にかけられた手作りのシロップや練乳が、かき氷のイメージを覆す味を生み出します。以前は、ナポリタンなどのメニューもありましたが、現在はかき氷のみ。お車でお越しの場合は、最寄のコインパーキングを御使用ください。
TEL:0466-33-2500
http://r.gnavi.co.jp/hkb6e4y70000/
なごかふぇ
沖縄食材をベースにした夜23時までの夜カフェとして営業している「なごかふぇ」、ここのかき氷も絶品です。春から提供が始まる季節限定メニューですが、マンゴーやアボカドといった食材をふんだんに使ったかき氷は大きな評判となっています。かき氷の注文は夜はやっていないのと、日によってメニューが替わります。シロップがなくなり次第、終了となるのもご注意を。
TEL:03-3291-7577
http://r.gnavi.co.jp/ghfer6m90000/
頭がキーン! あの頭痛の原因は……?
最後に、かき氷を食べた時に起こる頭痛、痛みの激しい方もいると思います。ちなみに、その頭痛、正式には「アイスクリーム頭痛」というそうで、世界14か国のWikipediaにもページが。
かき氷を食べた時に頭痛が起こる理由について分かりやすく解説されているページのリンクも合わせて掲載しておきます。
http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200509050238.html
テキスト:ぐるなび編集部