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イオンと丸紅 スーパー3社経営統合へ5月19日 10時11分
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流通大手の「イオン」と大手商社の「丸紅」は資本提携している「マルエツ」など、首都圏を中心に店舗を持つ食品スーパー3社の経営を統合し、商品の共同調達などを通じて経営の効率化を進める方針を固めました。
関係者によりますと、「イオン」と「丸紅」は両社が出資する食品スーパーの「マルエツ」と、イオンが出資し茨城県つくば市に本社がある食品スーパー「カスミ」、それにイオンの子会社の「マックスバリュ関東」を経営統合する方針です。
統合にあたってはイオンがおよそ70%、丸紅がおよそ30%出資する新会社を来年春までに設立し、その傘下の持ち株会社に食品スーパー3社を置くことにしています。
統合後は関東を中心におよそ470店舗を持つグループとなり、食品スーパーとしては「ライフコーポレーション」を抜いて最大手となります。
イオンは人口減少による市場の縮小傾向が続くなか、人口が集中する大都市圏の強化を打ち出していて今回の統合によって商品を共同で購入したり、物流の拠点を相互に利用したりするなどして経営の効率化を進めたいとしています。
流通業界では、大手の「エイチ・ツー・オーリテイリング」が関西の大手スーパー「イズミヤ」を傘下に収めるほか、「イトーヨーカ堂」が地方のスーパーに相次いで出資するなど業界の再編が加速しています。
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