ABCハウジング
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第1回 「家づくりへ、僕が一歩踏み出したきっかけ」

まず最初に、三代澤アナご自身の家づくり体験からうかがいます。現在のお住まいを建てられたのはいつ頃のことですか?

いまの新しい家は2009年の12月にできあがりました。建て替えなんですね。もとの家は20年ほど前、バブルの名残がまだ残っている頃に手に入れました。

中古住宅を買われたということですね?

はい。ちょうど僕はバブル絶頂の頃に結婚をして、一人目の子供ができまして。で、当時はまだ大阪で賃貸のマンションに住んでたんですけど、夫婦とも実家が奈良なもので、それを機に奈良に戻ろうと。でも色々と見て回ったものの、マンション1部屋に倍率が100倍とか200倍とか、普通の一戸建てだったら酷い時は600倍とか、そんな時代。毎回抽選で外れていました。で、改めて考えたら金額もすごいことになってるんですよね。6千万とか、7千万とか(笑)。それで冷静になって、ここは安いところに住んでお金を貯めてからにしようと。そういうことで奈良の普通の賃貸に越したんです。

三代澤康司アナウンサー イメージ1

ただ、それと同時に、いま住んでるところは駅にも近くて、最初から気に入って目をつけていた場所だったもので、「このあたりで何か物件が出たら知らせてください」って、不動産屋さんにはお願いしておいたんですね。そうしたらたまたま1丁目に売り物件が出ましたと。ちょうどその頃にはバブルも弾け始めていて、とんとんと値段も下がり始めていまして、「一時はこの値段だったのが、いまはこの値段ですよ」と。こう言われたものですから若気の至りですね。「じゃあ買います!」って決めてしまったんですよ。

では、その家を建て替えようと決められたのは、どういうことがきっかけだったんですか?

三代澤康司アナウンサー イメージ2

さっきも言ったように、場所はものすごく気に入ってるんですよ。
そこで生活をしながら、子供も二人目ができて、こつこつとローンも返しながら住み続けて来たんですけれども、中古住宅というのは自分たちの要望で建てられていないから、どう考えても住みにくい。しかも安普請だったんですね。

一度、床暖房にしようと思って、メーカーの方にお願いしたんです。それで実際に家を見に来てもらって、担当の人が床の中を覗いた瞬間に、「これ、床の下から全部やり直さんといけませんよ」と。もう床板一枚だけみたいなことになっていて、「ようこんな家に住んでますね」、「土の上に板を張って住んでるようなもんですよ」と、えらい言われようですよ(笑)。でも、そう言われてみれば、冬場になったら妻も「足が冷える足が冷える」と言ってましたからね。確かにその通りだったんだなあと。

まあ、それでもなんとか20年近く住んできたんですけれども、やっぱりこの家で70、80歳まで、「終の住処」として住み続けるのは無理かなあと。そんなこともあって、僕も50歳を目前にしていた頃だったので、一念発起、家の建て替えを考え始めたんです。

三代澤康司アナウンサー プロフィール

生年月日:1960年4月14日 入社年:1984年 出身地:奈良県生駒郡

好きな音楽:南こうせつさんは、中学時代からずっとファン。アナウンサーになったおかげで会うこともできた。
何度聴いても涙ぐんでしまう曲がたくさんある。コンサートではいつも一人で涙している(笑)

担当番組:[テレビ]おはよう朝日です・土曜日です/ワイドABCDE〜す/一志相伝(ナレーション)〜放送中
[ラジオ]ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です〜放送中

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