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バルカン半島の洪水 被害が拡大5月19日 0時14分
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ヨーロッパのバルカン半島のセルビアとボスニア・ヘルツェゴビナでは、先週から続く大雨で各地で洪水となっており、これまでに25人が死亡、3万人が避難をするなど被害が拡大しています。
セルビアとボスニア・ヘルツェゴビナの北部では、先週から続く大雨で、各地で川が氾濫し、洪水となっています。
川の水位は多くの場所で上がり続け、これまでに川に流されるなどして25人が死亡したほか、3万人が避難を余儀なくされています。
セルビアの首都ベオグラード近郊では、2日間の雨量が平年の2か月分に達し、現地では救助隊がゴムボートで家に取り残された人に食べ物を届けたり、お年寄りを避難させたりするなど救助活動を続けています。
また、セルビアでは火力発電所が浸水の被害を受けて国内全体の発電量が通常の6割程度にまで落ち込んでいるほか、地滑りで道路が分断され、孤立する地域も出ています。
事態の深刻化を受けて、ロシアやイギリス、ドイツなど各国からヘリコプターや食糧の支援が到着していますが、あと数日は水位が高い状態が続くとみられ、さらなる被害の拡大が懸念されています。
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