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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【芸能・社会】ポール 最後の国立、幻に 2公演中止2014年5月19日 紙面から
元ビートルズで英歌手のポール・マッカートニー(71)が18日、東京・国立競技場で行う予定だった「アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー2014」を急病のため中止した。17日から19日に延期していた公演も中止。主催者側は代替公演を検討しているが時期や場所などは未定。21日の日本武道館公演や、24日の大阪・ヤンマースタジアム長居の公演は実施する予定としている。 主催者が中止を決定したのは開演1時間15分前の午後4時15分。直後の同20分、最寄りのJR千駄ケ谷駅でコンサート中止の放送が流れた瞬間、ホーム上を埋め尽くしていた観客たちから「エエーッ!?」とどよめきが沸き起こった。 ビートルズ時代を含め6回目となる来日公演で初の野外。7月から改修工事に入る同競技場で、外国人アーティストとして最初で最後となる単独公演という新たな伝説誕生は幻となってしまった。学生時代からポールの来日公演をすべて見てきたという保育士の女性(53)は、千駄ケ谷駅で中止の放送を聞き「国立のステージに立つポールを一度見たかった。がっくりですけど、早く元気になってほしい」とポールの体調を気遣った。 16日に体調を崩し、医師団から胃腸系の「ウイルス性炎症」と診断されたポールは17日の公演初日を延期。東京都内のホテルで回復に努め、18日には「動ける状態になり、会場に向かう準備をしていた」(主催者)という。 しかし「ステージで3時間のライブ本番ができるだけの声が出ない状態」(同)となり、医師団の判断で「完全休養」を命じられ、公演中止を決定。入院はせずホテルで静養しており「重病や危機的な状況ではない」(同)と説明している。 ポールは公式フェイスブックなどで「残念ながら僕の体調は一晩では回復しませんでした。今日の公演を楽しみにしてくれていたファンの皆さんに申し訳なく思います」などと謝罪コメントを発表した。 この日も約5万5千人が来場予定で、中止発表時には既に約2万人が会場周辺に待機。昨日と同様に開場はせず、スピーカーや張り紙などで中止を告知した。主催者側は、代替公演について、ポールが次のツアー先の韓国へ出発する26日までに決定したいという。 ◆チケット払い戻し中 代替公演にも使えます17日の公演と19日の代替公演中止については、18日からチケットを買い求めた各プレイガイドで払い戻しに応じている。18日公演の中止についても19日から同様の対応をとる。ただ中止になった2公演については、主催者は「チケットは代替公演に使用できるので、見たい場合はそのまま持っていてほしい」としている。手続きなどの詳細は公式HP(http://outthere-japantour.com/)か、テレドーム(自動音声案内)(電)0180−99−3335で。 PR情報
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