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【芸能・社会】

長渕 空手観戦、涙 「一生懸命さが心打つ」

2014年5月19日 紙面から

選手たちの戦いを見届けた後、ステージで熱いパフォーマンスを披露する長渕剛=大阪市で

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 ミュージシャンの長渕剛(57)が18日、大阪市中央体育館で開催された「第1回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」の決勝戦後にスペシャルライブを開催。同大会のテーマソング「HOLD YOUR LAST CHANCE 2014」など9曲を披露した。流派や会派の垣根を越えて実現した歴史的な大会で、長渕は歌で熱いメッセージを送った。

 歴史的な第一歩を踏み出した試合を生で見届けた長渕の涙腺はゆるみっぱなしだった−。決勝戦後、センターコートは招待された少年部の子どもたち約500人の“特別席”となった。ファンら約7000人が会場を埋め尽くす中、ステージに登場した長渕は、各階級で優勝した選手の名前を一人ずつ読み上げ、健闘をたたえた。

 「空手の大会を観戦すると、泣けて泣けてたまらなくなる。とてつもない一生懸命さが心を打つんだと思う。今日は子どもたちがたくさん来ている。最高のラッキーだ。お兄ちゃんや大人たちの背中見た? 黒帯を締めたあんなにかっこいい大人たちがいること、忘れちゃダメだよ!!」

 悔しい気持ちは必ず糧になる。そして、泣きたいときは泣いてもいい。長渕はそのメッセージを「涙は大切な君の友達だから」と「少年よ、君は強くなる」という2曲で子どもたちに伝えた。

 大会のテーマソング「HOLD−」は、1984年の同名アルバムに収録された名曲をゴスペル風に再アレンジ。長渕は「この曲が未来永劫(えいごう)少年たちの心に響き渡り、歌い継がれ、オリンピックを目指してこの大会がさらに大きくなることを願いながら歌います」と話し、ニューバージョンを初披露した。最後は「乾杯」と「とんぼ」を会場全体で合唱。長渕は「フルコン大同団結、バンザーイ!!」とシャウトした。

 

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