ライフ司法予備試験スタート、法科大学院の志願者上回る2014.5.18 19:58

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司法予備試験スタート、法科大学院の志願者上回る

2014.5.18 19:58
予備試験に臨む受験者=18日午前、東京都新宿区

予備試験に臨む受験者=18日午前、東京都新宿区

 合格すれば法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる予備試験が18日、全国7都市の8会場で始まった。今年の出願者は1万2622人で、初めて法科大学院の志願者を上回った。多様な人材の輩出を目指す法曹養成制度の理念が形骸化している実態があらためて浮き彫りになった。

 18日は短答式試験で、7月に論文式試験、10月に口述試験が実施される。合格発表は11月6日。昨年は9224人が受験し、351人が合格した。

 予備試験制度は経済的な事情などで法科大学院に通えない人のために設置された例外ルートだが、現役学生らが「近道」として受験する傾向が強まっており、2011年の制度導入以降出願者は増え続けている。司法試験の合格率はどの法科大学院よりも高い。

 

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