2014-05-18

処女科学する

俺の理想処女像を書かせてほしい。


ある処女の一日。

家族よりも早く起床した彼女は、窓をあけて清々しい空気を思いきり吸い込むと、「よし、今日もがんばるぞ」と心の中で意気込む。

お父さんと弟のために弁当をつくり、お母さんのために朝食の用意をする。

口角をわずかに上げて、鼻歌を歌う台所の彼女は、浮世の煩わしさなどまだ何も知らない。

今日学校でお友達とどんなことをして遊ぼうかしら、やっぱりお喋りがいいなあ、きのうの休み時間はこの前やっていたテレビ番組について話したけれど、あのとき花子ちゃんが言った言葉、ほんとうにおかしくって、私たちみんな笑っちゃたのよね、うふふ、うふふふふ。

思い出し笑いをする姿もかわいらしい。

あら、もうこんな時間だわ、と時計を見て焦る彼女は、弁当と朝食の支度をし終えると、こんどは自分の準備に取りかかり、ようやく起きてきたお父さんとお母さんに「おはよう。いってきます」とうつくしい声で言って一足先に家を出る。

通学電車の中では純愛小説を読む。

まだ恋を知らないけれども、あこがれは抱いているので、男と女キスする場面などを読むと、顔を真っ赤にしてうっとりした心地になる。このとき少し濡れるが本人は気づかない。

学校はいもの友達とたわいない話をして過ごす。

もちろん友達処女から、恋の話はするとしても理想男性を語る程度の微笑ましいもので、たいていは趣味勉強の話になる。

友達の中でも断然に可愛い彼女は、しぜん男子の人気も高いけれども、結婚する王子様が現れるまでは貞操を守り抜くと心に決めているので、休み時間に注がれる視線にはあえて気がつかないふりをする。

むろん告白を試みる男子もいるが、彼女はそのたび理由を告げずに断った。

この日も男子とは一言もしゃべらなかった。

家に帰ると、いつもならお母さんと一緒に夕飯の支度をするが、この日は終日暑かったため、さきにシャワーで汗を流すことにする。

下着をていねいに折りたたみ、だれも入ってこないのにタオルを巻いて湯船に入る。

入浴剤ラベンダー香り

きょうの学校もたのしかったなあ、花子ちゃんってほんとうに面白い、うふふ、うふふふふ。

透きとおるような純白の肌が、湯気につつまれていっそう神々しくみえる。

湯船からでると、まずは腕から洗い出し、徐々に下へ移動する。

秘部がいちばん蒸れる箇所だけれども、彼女はあえて大切なところには手を付けない。

恥ずかしいから

でも、つねに清潔で、臭くはないのである


タイトル適当に付けた。

ただ、俺の理想処女言葉にしたかっただけ。

現実は知らない。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20140518172116