以前、1ヶ月間ほどLINE POPというゲームにハマっていた。私は普段あまりゲームをしないが、時々こういった単純なゲームにハマる時がある。10年くらい前にはオンラインゲームの"大富豪"にハマり、それなりに強くなった。素敵な称号も与えられた。
LINE POPをやり始めて、どうしても高得点を出したくて毎日暇さえあれば常にピコピコ。朝でも昼でも夜でもピコピコ。そんな生活が1ヶ月間ほどで終了した理由は、狙っていた高得点が出てからだ。
LINE POPは、ぷよぷよのようなパズルゲームなので頭を使う。が、私はコツがよく分からずかなり適当にやっていたので、高得点が出たのは偶然。だけどそこで満足し、さらにこれ以上の高得点はもう無理だろうと思った瞬間、ゲームに全く興味が無くなり一切やらなくなった。
私は時々こういう事がある。要するに熱しやすく冷めやすい人間なのだ。去年12月に知った"はてなブックマーク"も興味深い記事を見つけた事をきっかけに、暇さえあれば四六時中チェックしていた。が、最近全く見なくなった。
それはスマホをやめたという事が大きい。仕事の休憩中にチェックするという事をしなくなったら、何故か自宅でも見なくなった。一度見なくなった事で興味を失ってしまった。読者登録しているブログは見ているが、それも以前に比べると頻度は減っている。
LINE POPや大富豪などのゲームも、はてなブックマークも一時期は"中毒"になっていたように思う。それを冷めやすいという性格が救ってくれたような気がしないでもない。
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先日、臨月かなと思われる妊婦さんが歩きスマホをしていた。その人が普段から妊娠している自分の体を気遣う意識が薄いのか、それともスマホだけはやめられないのか、どちらなのかは分からないけれど、なんだかそれは異様な姿だった。
危ない事は分かっているはず。それでも、お腹の子どもに及ぶ危険よりもスマホを優先してしまうのは病的。10代のスマホ中毒が問題になっているけれど、大人がこれだけ歩きスマホをしているのだから子供が夢中にならないわけがない。
私は、はてなブックマークやゲームにハマっていた時にも歩きスマホはしないように意識をしていた。音楽を聴きながら曲を変えたいなと思った時には、道の端に寄って立ち止まるようにしていた。
危ないというのはもちろんだけれど、みっともないという気持ちもあったので、歩きスマホは恥ずかしかった。
現在はもう自宅でしかスマホが繋がらないので、長く使うとすればネット通販で物を探している時か電子書籍を見ている時くらいだ。
彼(女)らが自宅に着くまで、もしくは駅などに着くまで、お店に入るまで、スマホが我慢できないという理由がよく分からない。一体何をしているのだろう?ゲーム?SNS?それ以外にも夢中になる何かがあるの?
あと10分、我慢できないものなのか?目の前に小さな子どもがいたらぶつかるよ?
そもそも、これだけ歩きスマホは危険だと言われている中でも堂々と行う事に、恥ずかしさはないのかな?と色々な疑問が湧いてくる。
スマホは便利だ。私もラジオを録音するので、使えなくなると不便だなぁと思う。でも危ない事を分かっていながら、それでもやめられないというのであれば、それは中毒。
煙草だってニコチン中毒・ニコチン依存症として禁煙外来があるくらいなのだから、歩きスマホがやめられないのは病気と言っても過言ではない。スマホ中毒・スマホ依存症。
熱しやすく冷めやすい性格がいいというわけではないけれど、早く冷めて中毒になっている自分に気付いた方がいい。中毒・依存症に気が付いた時、歩きスマホをしていた自分をきっと恥じると思う。
読んでいただきありがとうございました。