ハンガン岬 NSA BOOT202
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水兵は錠を先ほどの建物に案内をする。
何だかんだ言って軍の施設だった。
けれどもこの男を信用していいものか。
ひょっとして。
いきなり軟禁されて仲間を呼ばれたらと思うと懐に手が行く。
けれどもだ。
はやまって引き金を引けば無用な有事を招いてしまう。
単なるデシャバリ呼ばりじゃ済まなくなる。
しまったと思っても後の祭だった。
いきなり逃げ出せば余計不審に思われるのだ。
人のよさそうな若い水兵だった。
信用するしかないだろう。
水兵はドアを開けると錠に入れのジェスチャーをする。
中は普通の若者の部屋だった。
ラジカセとパソコンを置いていた。
水兵はパソコンを立ち上げる。
そしてグーグルアースを開いてナホトカの部分をどんどん降下して行く。
ちょっと右へ回った部分に岬のようなものを確認する。
「ここはバレンチンという町だ。ここからちょっと南東へ1キロ行けば岬がある。」
錠はその場所を頭に叩き込んだ。
「ここは我々はハングワンと呼んでいる。停泊地だ。」
錠はちょっと引っかかるけどとにかく調べてみようと水兵にお礼を言う。
すぐさまその場を後にする。
水兵はその後あるところに電話をする。
「そう時間かからずにテロリストをやれる。」
そのハンガン岬には多数の敵が潜んでいた。
TO BE CONTINUE
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