政治【名言か迷言か】思わず買ってしまった「東京新聞」+(1/5ページ)(2014.5.18 07:00

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【名言か迷言か】
思わず買ってしまった「東京新聞」

2014.5.18 07:00 (1/5ページ)安全保障
記者会見で集団的自衛権行使など安全保障上の課題について「政府の基本的方向性」を表明する安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

記者会見で集団的自衛権行使など安全保障上の課題について「政府の基本的方向性」を表明する安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 つい手が伸びた。

 「『戦地に国民』へ道」

 こう大見出しを掲げた16日付東京新聞の朝刊1面に、興味を持ったからだ。政府の有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」が報告書を提出し、安倍晋三首相が記者会見したことを報じたものだ。

 「どういう論理で、国民が戦地に行かなくてはいけないのか」

 安保法制懇を担当している身として、不勉強を恥じながら、勉強してみようと思って買ったのだが、「なるほど!」と理解できるような説明を見いだせず、結局よく分からなかった。17日付産経新聞朝刊の「産経抄」も「全く理解できなかった」ようだ。

 産経新聞は「首相 行使容認へ強い決意」(東京本社発行16日付15版朝刊1面)を見出しに掲げ、いずれも東京で読むことができる主要他紙も「集団的自衛権行使へ転換」(朝日新聞)、「集団的自衛権 容認を指示」(毎日新聞)、「集団的自衛権 限定容認へ協議」(読売新聞)、「首相『憲法解釈の変更検討』」(日経新聞)との見出しで報じた。

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記者会見で集団的自衛権行使など安全保障上の課題について「政府の基本的方向性」をパネルを示しながら表明する安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)で柳井俊二座長(右)から報告書を受ける安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)で柳井俊二座長(右)から報告書を受ける安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)で報告書を受けた後、あいさつする安倍晋三首相(右から3人目)=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)で柳井俊二座長(右)のあいさつを聞く安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)であいさつする北岡伸一座長代理(右)。中央は柳井俊二座長、左端は安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)で報告書を受けた後、あいさつする安倍晋三首相(左から2人目)=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
記者会見で集団的自衛権行使など安全保障上の課題について「政府の基本的方向性」を表明する安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
官邸に入った安保法制懇座長の柳井俊二元駐米大使=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

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