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大渕愛子が相手方プライバシー情報を勤務先の複数上司に漏えい、左遷させる 「弁護士職務基本規定」違反の無法弁護士ぶり
A氏の代理人をしていた大渕愛子弁護士が10年7月に、相手方弁護士を通さず、相手方上司に出した手紙の一枚目。弁護士職務基本規程の第52条には「弁護士は、相手方に法令上の資格を有する代理人が選任されたときは、正当な理由なく、その代理人の承諾を得ないで直接相手方と交渉してはならない」とあり、この条文に違反している

 TV局が持ち上げる大渕愛子弁護士は、依頼者A氏(女性、現40代)に対し80万円以上支払わせ訴状も作らずトラブルになり、弁護士の立場を利用して弁護活動と無関係な占いサロン等に誘い込み20万円以上を支払わせるなど、数々の弁護士法違反・弁護士職務基本規定違反で懲戒処分請求を受けている(現在、審査中)。さらに、その報道に対して、取材にも応じずに突然、嫌がらせ訴訟を起こしてきた。そこで今回は、新たにA氏以外の被害者について、物証付きで報道する。大渕氏は、代理人が受任されているにもかかわらず、相手方勤務先の複数の上司に対して、受任された相手方弁護士を通さずに無断でプライバシー情報が書き込まれた手紙を送りつけることで一方的に情報漏えいし、上司に面会まで求めた。これは弁護士職務基本規定に違反する。さらに刑事にも手紙を送り、勤務先に出頭要請が来たことからプライバシー情報は社内に広まり、地方に左遷されてしまった。手紙の宛先の上司に電話で確認をとると、大渕氏からの手紙の存在を認めた。

【Digest】
◇大渕氏に依頼した経緯
◇400万円を振り込まなければ直ちに提訴する…
◇弁護士職務規定に違反、相手方上司にプライバシー暴露
◇「相手方代理人と話しても意味がない」
◇匿名のミクシィ書き込みに「脅迫、名誉棄損」大渕
◇刑事に大渕が手紙を書き捜査が始まる
◇「警視庁の上の人に会って頼んだ」
◇大渕代理人への質問と回答

◇大渕氏に依頼した経緯
 大渕氏が不毛な裁判を仕掛けてきたため、今回は、大渕氏がこれまで弁護士として、どういう活動をしてきたのかがよくわかるエピソードを紹介する。それは、A氏が大渕氏に弁護を依頼した際の話で、これまで報じてきたA氏の告発による「大渕氏に対する懲戒請求書」や、A氏が裁判所に提出した「陳述書」にも載せていない新事実である。

 この話の被害者はA氏ではなく、当時A氏と法的に争っていた相手方のほうだ。

 A氏(40代女性)が大渕氏の事務所の門をたたいたのは、2010年6月のこと。依頼した案件は、婚約破棄による慰謝料請求だった。

 その舞台となったのは、欧州の某国。A氏はそこで、日本人男性Y氏と知り合い、結婚を前提とした交際を続けたものの、実はY氏は既婚者だった。その事実を隠し、A氏に結婚指輪を買ったり、A氏の両親に話しても構わないと言ったり、他にも様々な結婚を前提としているゆえのエピソードを重ねた。

 だが、ある日、その男性に奥さんがいることにA氏が気づき、ショックを受ける。A氏は帰国し、Y氏に慰謝料を請求するため、ネットでその分野に詳しい弁護士を検索したところ「法律事務所 インフィニティ」というページを発見した。

 そこには「女性弁護士による、女性のための法律相談」「結婚、離婚、DV、セクハラ、パワハラ、ストーカーなど女性向けの相談に対応する」と謳っていた。その代表者が、大渕愛子弁護士だった。

◇400万円を振り込まなければ直ちに提訴する…
 その後、大渕氏が、委任契約書がないまま着手金を請求し、さらに顧問料、メール相談料、面談料、電話相談料といったメニューを「後出し」で設定した挙句、一年以上にわたって結局、提訴をしなかったのは、既報の通りだ。

 では、その当時、大渕氏は、どういう弁護をしてきたのか。

大渕氏が相手方代理人に送った「通知書」。慰謝料400万円を振り込まなければ直ちに提訴する、と綴っている
 興味深い文書がある。一つ目は、まず、10年7月7日付で、相手側弁護士・F氏に送った「通知書」である。その通知書には、A氏とY氏のこれまでの経緯が説明されたのちに、こう書いてある。

 「本通知書により、Y氏が独身だと騙してA氏の貞操権を侵害してきたこと、及びそれに関連してA氏の精神、身体及び財産に多大な損害を与えたことにつき、Y氏に対し、計400万円を請求します。2010年7月15日までに下記の口座までお振り込みください。(略)

 本通知書に対して誠実なご対応が頂けない場合、又は先日送られてきました2通の内容証明のような事実無根の主張を繰り返される場合には、直ちに民事訴訟を提起しますので、ご了承ください。

 なお、A氏の実家への郵便・電話、A氏の携帯電話への電話(無言電話、非通知電話及び脅迫電話を含む)、A氏のメールアドレスへのメールを含め、Y氏及びその関係者からA氏への直接の連絡は一切お断りいたします。A氏に伝えるべきことがございましたら、弊職までご連絡ください」

 これに対し、相手方のF弁護士は、反論の文書を出した。A氏によれば、その文書には、Y氏側には示談の意思があり、慰謝料の金額について交渉の意向を示すものだったという。

 しかし、ただちに振り込むよう要求した大渕氏にとって、相手側のリアクションは意に添うものではなかった。相手側の文書をみた大渕氏は、「交渉の意味がない」と言い出し、「訴訟の準備をする」とA氏の前で息巻いていたという。

 だが、その言葉とは裏腹に、大渕氏は、訴状を作成することなく、まったく違う行動に出たのだった。

◇弁護士職務規定に違反、相手方上司への手紙でプライバシー暴露
 11年7月、大渕氏は、Y氏が勤める会社の日本本社の上司であるM氏宛に、突然、相手方代理人を通さず、プライバシー権を無視した内容が書き綴られた一通の手紙を送りつけ、面会を求めたのである。完全な嫌がらせ行為だ.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



上司に出した手紙の続き
ミクシィの書き込みを巡り大渕氏は「名誉棄損、脅迫」と言い出し、警察沙汰となった。画像はミクシィHPより
大渕氏の職歴。中国での活動が長い。懲戒処分請求の証拠書類より

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