法制局長官に横畠氏昇格 憲法解釈変更に前向き横畠裕介氏 政府は16日午前の閣議で、小松一郎内閣法制局長官(63)を退任させ、後任に横畠裕介内閣法制次長(62)を昇格させる人事を決めた。小松氏は体調不良により職務続行が困難と判断した。横畠氏は憲法解釈の変更について、内閣府で記者団に「およそ不可能という前提には立っていない。遅れることなく、しっかり研究していきたい」と述べ、集団的自衛権の行使容認をにらみ前向きに検討する考えを示した。 菅義偉官房長官は記者会見で、小松氏本人から15日に「(抗がん剤)治療に専念したい」と辞職の申し出があったと説明した。 【共同通信】
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