田川市で勇壮な川渡り神幸祭05月17日 19時06分
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五穀豊穣などを願っておよそ450年前に始まったとされる田川市の「川渡り神幸祭」が始まり、勇壮な山車が初夏の彦山川を彩りました。
田川市で毎年この時期に開かれている「川渡り神幸祭」は、およそ450年前に始まったとされる伝統の春祭りで福岡県の無形民俗文化財に指定されています。
祭り最大の見どころは2基のみこしと11基の山笠と呼ばれる山車が市内の中心部を流れる彦山川を渡る場面です。
はじめに2基のみこしが川の中に入ったあと、赤い旗や色とりどりの飾り物で飾られた山車が水しぶきを上げて次々と川の中に入っていきました。
そして重さが2トンから3トンほどある山車を上下に大きく揺さぶったり、男たちが互いに水をかけ合ったりして勇ましい姿を見せていました。
会場の河川敷には大勢の人たちが集まり、写真を撮ったりして筑豊地区最大と言われる祭りを楽しんでいました。
訪れた女性は「迫力があって楽しいです」と話していました。
この「川渡り神幸祭」は、18日も行われます。