トップページ国際ニュース一覧中国企業10人不明 「ボコ・ハラム」の犯行か
ニュース詳細

中国企業10人不明 「ボコ・ハラム」の犯行か
5月18日 0時17分

アフリカ西部、カメルーンで中国企業の作業員が武装グループの襲撃を受け、1人がけがをしたほか10人が行方不明となっていて、隣国ナイジェリアで200人以上の女子生徒を連れ去ったイスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行とみられています。

カメルーン北部のナイジェリアとの国境近くで16日夜、道路工事に携わっている中国企業の作業員の宿舎が、武装グループの襲撃を受けました。
中国国営の新華社通信によりますと、この襲撃で、中国人の作業員1人がけがをしたほか、10人の行方が分からなくなっているということです。
また欧米のメディアは地元の当局者の話として、事件は、ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムの犯行で、10人は連れ去られたもようだと伝えています。
ボコ・ハラムは、ナイジェリア北東部のボルノ州で先月、200人以上の女子生徒を連れ去る事件を起こし、事件から1か月以上たった今も生徒たちの行方は分かっていません。
今回の事件の現場は、ナイジェリアとの国境から僅か20キロほどのところで、この一帯では、これまでもボコ・ハラムが警察署への襲撃事件を起こすなど活動を活発化させていました。

[関連ニュース]
k10014526871000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ