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PC遠隔操作事件で被告が使用していた「パケット警察」とは?

PC遠隔操作事件に関して、真犯人と名乗る人物から5月16日に弁護士やメディア関係者にメールが送られた。真犯人は自らを「小保方銃蔵」と名乗り、片山被告をスケープゴートに利用したと説明した。

更新日: 2014年05月17日

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・PC遠隔操作事件に新たな動き

遠隔操作「真犯人」名乗るメール 差出人は「小保方銃蔵」

PC遠隔操作事件の真犯人を名乗る人物によるメールが5月16日、弁護士やメディア関係者に送られた

このメールで「真犯人」を自称する人物は、自らが片山被告人をスケープゴートにしたと主張し、その経緯などを説明

片山被告の自宅や職場のPCを遠隔操作ウイルスに感染させ、PC内に保存されていた情報を見て被告を犯人に仕立てる細工をしたと説明している

犯人しか知り得ない「秘密の暴露」として、平成24年7月に首相官邸に送ったという無差別殺人予告メールの全文などを掲載

「小保方銃蔵」を名乗り、起訴された片山祐輔被告が「かわいそうになったから」メールを送ったと述べている

・自作自演を疑われる片山被告

16日は片山被告の公判が行われ、公判後の会見で片山被告にはメールについての質問が多く寄せられた

ちょうどこの日、同事件で起訴された片山祐輔被告人の公判が、東京地裁で開かれていた。

記者から「送ったのは片山さんではありませんか?」と改めて尋ねられると、「私ではありません」ときっぱりと否定

拘置所から出た後に利用しているPCは、新たに買った1台のみで、通信を記録し続けるソフト「パケット警察」を入れ、パスワードは弁護士が管理

「保釈された後私が使っていたパソコンは弁護士の管理の元に置いていた。インターネットカフェも利用していないし、他のパソコンにも触らないようにしていた」

真犯人を名乗る人物からメールが送られた際、自作自演を疑われることを予想し、事前に対策を採っていた

・片山被告が使用した「パケット警察」とは

パケット警察は通信記録やアプリの起動記録を監視し、自動的にHDD上にログファイルとして記録

パソコンが犯罪者に遠隔操作され「踏み台」となった場合に、ウイルスの起動記録や犯人の通信記録がすべてログに残る

無実を証明したり、真犯人を追跡したりするための有力な証拠として利用できる

・作成したのは大学発のベンチャー企業

ソフトイーサ株式会社。2004 年 4 月 1 日に設立か。10年程度。2012 年度 (第 9 期): 4,252 万円、2004 年度 (第 1 期): 246 万円。フリーソフト大丈夫なのか?

ネットワーク通信・セキュリティソフトウェア製品等の開発及び研究ならびに広域イーサネット専用線サービスの提供などの電気通信事業を業務とする

・パケット警察はこの事件をキッカケに作られた

#ss954 今回の件で裕ちゃんが導入してるソフトイーサ社の「パケット警察」が注目されそう。自衛のためのリテラシー教育も大事だな。

同社では、ソフトを緊急に無償で公開する意義について、ウイルス感染による遠隔操作での誤認逮捕される事件に言及

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ますたんぐごーさん

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