2014-05-17

オタク婚活パーティーアエルラに行ってきた結果wwwwwwwwww

彼女は出来ませんでした。Googleにでも広告出したほうがよかったか

まぁ、せっかくなのでレポでも書いてみようと思う。なんかの役に立つ人がいるかもしれないし。

俺のスペック

  • 29♂
  • 渋谷IT企業勤務
  • 年収は600万円ありません
  • 見た目については察してください

パーティの流れ

公式サイトシステムから予約をとる

野郎は8000円で、女の子2000円だ。まぁまぁする。

男性10名、女性10名が参加することになっている。

当日、開始前15分に開場

連絡メールには「開場30分前ぐらいに来るといいですよ」とか書いてあったのだが誰も来ていない上に廊下で待たされるハメになった。なかなか素晴らしい運営だと思った。

手荷物を預けて、小道具一式を受け取る

指示された席について待つ

スタッフの人がドリンクを持ってきてくれる

ドリンクフリードリンクになっていて好きなだけいただける

司会から諸注意の説明がある

スタッフは司会+5名前後で全て女性なので女性安心かもしれない

以下の点について注意がある

自己紹介タイム10人を1人持ち時間5分で周る

5分と言うのは恐ろしく短くてあっという間に終わるのだが、それを10人、休憩なしでしゃべりっぱなしなのでかなり疲れる。コミュ症というか話すのが苦手な人は相当しんどいと思う。

・・・といっても、大体の場合は(自分も、相手もだが)一目見た印象と相手のプロフィールシートを見て一言二言会話してその瞬間にOKかNGかが判断されてしまうので、5分のうち3分ぐらいは殆ど無意味であると思う。

中間集計を取る。手元の紙に第一・第二・第三希望の相手の番号を書いてスタッフに渡す

20分休憩

ケーキいただきつつ、野郎同士で楽しく仕事の話でもした。異業種交流はやはり面白い

中間集計結果が出て、各人に紙で渡される

このシステムはなかなか良く出来ていた。書いてある内容は以下のとおり

こう書かれるとなかなかテンション上がって舞い上がるものなのだが、よくよく冷静に考えてみると、10人いるうちの1人が俺に投票する確率が全て均等だとすると

1 - (9/10 x 8/9 x 7/8) = 0.2125

で、10人いるので

0.2125 x 10 = 2.125

となり、まぁ何もしなくても普通に2票ぐらいは入るのである。つまり平均よりちょっとマシだったって程度だ。そもそも最終的なマッチングではおそらく本命となる第一候補が優先されるはずなので一番目以外の票はあんま意味ない気がする。

次は指名しての会話タイム。1回につき10分、4回指名が可能で、

  • 1回目は女性から男性を指定
  • 2回目は男性から女性を指定するが、一度話した相手とは重複してはならない
  • 3回目はどちらがどのように指定してもよいが、一度話した相手とは重複してはならない
  • 4回目はどちらがどのように指定してもよい、一度話した相手との重複も良い
  • 指定方法は番号順に1列に並びその人のもとに歩いて行くというパブリック形式

さすがにもうだいぶヘロヘロである正直しんどい

人気のある人は一瞬で埋まるようだ。

最後余った人が出たようで、女性同士二人で話している姿が見られた。なんだそれ。

最終投票中間集計と同じように行う

結果を待つ

結果発表、以下のように結果発表が行われる

  • マッチングの結果を、その場で、全員の前で、司会の読み上げで発表する
  • マッチングした相手同士は起立
  • 発表順序は番号順だが、おそらく一番人気の人のマッチング発表のみ最後に回されている

結果発表後、マッチングしなかった女性陣だけが全員が見守る中、手荷物を渡されて撤収

その後マッチングしなかった男性陣も全員が見守る中、手荷物を渡されて撤収

女性側にはリピートフォロー施策が入っているようだ。最後に次回使える割引券を配っていた。俺ら野郎には何もなし。

問題点

少々乱暴だが、以下、マッチングしたものを勝者、しなかったものを敗者とする。

問題点その1。見ればわかるが最後結果発表まわりがあまりにもクソである。企画やってる人間を即座に更迭していいレベルでクソ。公衆の面前で敗者を晒すとか何考えてんじゃボケ

ちょっと考えてみよう、運営利益を最大化するのに必要なのは何か?新規顧客またはリピーターである。このうち新規顧客よりもリピーターのほうが圧倒的に得やすい。現行のシステムは勝者側に優越感を与えさせることは可能かもしれないが、それが勝者側の満足感につながり口コミの機会を与え新規顧客開拓になる確率と、敗者側がこのシステム屈辱を受け絶望して離脱する確率、どちらが高いか、こんなもん即答ではないか。ただでさえ弱いオタクマインドを踏みにじって楽しいか?それより中間集計と同様に書面でこっそり渡し、ペア同士をあとから別の建物に移動させてマッチングさせて、ふたりきりにしてあげればいいではないか。敗者は傷つかない、勝者はドキドキしながらマッチングを楽しめる。どうして技術屋の俺程度が思いつく程度の演出すら思いつかないのか。何年運営やってんだこいつら。アホか。

とにかく敗者側に対するフォローが圧倒的に重要なのである。今回はペアにならなかったけど、あなた投票してくれた人がこんなにいるのよというのを最終結果で見せてあげればいい。モラルとしてはクソだが、利益がほしいなら最悪嘘をついてこんなに沢山の人から投票されてましたが惜しくもマッチングなりませんでしたと偽っていい。そうすればもう一度リピーターとして来てくれるかもしれないではないか。それが出来ない理由が・・・まあ邪推だが、次の問題点になる。

問題点その2。最終結果のマッチングロジックが完全にブラックボックス。誰が誰に何票投じたか当事者にすら伝えられない。ただ結果だけが発表されるのである。つまり運営側恣意的チートがいくらでも可能になるのである。もちろん自分が書いてもいない相手にマッチングしたら一瞬でバレるが、2番目3番目の人であれば好き放題に組み合わせることが原理上可能だ。これも当然敗者側の不満になる。

その他感想

正直8000円の価値あったかというと微妙。まぁお金出して実質成果ゼロなんで微妙に決まってるのだが。これでは最近始めたモンストガチャを8000円ぶん回したほうが有意義である自分に成果がなかったのでもちろん意見マイナス方向の強烈なバイアスがかかっているのだが、それでも割高感はあるし、何よりすでに書いたが司会進行・運営が本気でクソだと思っている。比較対象として、以前SCRAP実施していたリアル婚活ゲームと言う名前出会い系リアル脱出ゲームに参加したことがあるのだが(これも成果はなかった)、値段も通常のリアル脱出ゲームと同じだったし普通に楽しく満足して帰ることができた。女の子とも話せたしね。

女の子と話せたといえば、人間観察の練習にはなるなと思った。女の子は実にウソをつくのがうまい、興味があるかのようにこちらの話を聞くのが本当に得意だ。自分馬鹿正直で思考が全部表に出るのでそういうスキルが大変羨ましい。まぁそれでもよく観察していると自分に興味があるかなかぐらいと、誰に興味があるかぐらいはすぐにわかるので、そういう練習に良いと思う。

あと、10人も来れば1人ぐらいは普通に自分好みの可愛い人が来るってのはわかった。といっても先方はこっちに興味が無いのがすぐにわかったのでつらたん

反省点としては、名乗る名前本名がやっぱりいいです。ハンドルネームはそれだけでなんか良くないですね。

余談

終了後、負け組4名のうち3人で意気投合して飲みに行った。レトロゲームの話などして実に楽しかった。一人は明らかに仕事できそうな一部上場企業の品管で、もう一人が工場技術屋だ。彼らは知り合いで、もう一人連れてきて三人で参加したらしいのだが、二人はダメでうまくいったのは一人だけということらしい。マッチング後がどのようなシステムになっているのか気になるので、彼らからの続報が非常に楽しみだ。それにしても俺はともかくとして彼らのスペックダメってのが正直わからん。見た目もぜんぜん悪く無いと思うし。・・・まぁどうでもいいことだ、きっと女の子と言うのは総じて技術屋が嫌いか、またはよく喋る男が嫌いなんだろう、知らんけど。もう二度と行く気もしないし、アカウントも消すなり凍結するなり勝手にして頂いて結構だ。

余談2

うそう、彼らのウェブサイト (http://aellura.com) だが、PHP、おそらくCakePHPで動作しているようで、決済系や申し込み系のURLがauto_incrementalなintになっていてなかなか香ばしいなと思った。例えばエントリー確定のURLhttps://aellura.com/secure/entries/fix/45000 で、決済確定のURLhttps://aellura.com/secure/payments/send/45000 と言った具合だ。ふーん、4万5000人ぐらいが使ってるんですか。ちっともセキュア感がない。同社の別サービスアエルネも同じシステムを使用しており、同じようなURL設計になっている。個人的にはこれだけでずいぶんとげんなりだ。

追記
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