『マブラヴ』と『マブラヴ オルタネイティヴ』がひとつになったお得なパックが登場
『マブラヴ』
―――それは、とてもちいさな
とてもおおきな とてもたいせつな
あいとゆうきのおとぎばなし
主人公「白銀 武」は白陵大付属柊学園の3年生。
隣に住む、幼なじみで同じクラスの女の子、「鑑 純夏」と平凡な日常を過ごしていた。
ある日、武の前に、世界的財閥の跡取り娘、「御剣 冥夜」が突然現れ、そのまま家に住み着いてしまう。
冥夜は、武と自分は絶対運命という固い絆で結ばれていると言ってはばからない。
冥夜の登場が引き金となり、クラスメイトの「榊 千鶴」「彩峰 慧」「珠瀬 壬姫」そして親友の「鎧衣 尊人」を巻き込んでの数々の大騒動や大問題が発生。
ドタバタコメディタッチの日常の中で、武がとる行動はそれぞれのキャラクター達に大きな影響を与え、より深く心の交流を持つようになってゆく。
武は移ろいゆく現実の中、どのような結末を迎えるのか。
『マブラヴ』のもうひとつの結末――
『マブラヴ オルタネイティヴ』
狂った世界に翻弄される運命―――
滅びゆく世界に燃え上がる命の炎―――
そして紡がれるもうひとつの未来―――
2001年10月22日――平和な日本で暮らしていたはずの白銀 武は、突然「並行世界」に放り出された。
そこは、数十年に渡る地球外起源種「BETA」との戦争によって、人類滅亡の危機に瀕した世界――軍事が全てに優先する最前線国家「日本」だった。
世界間を移動した原因もわからないまま、現実に翻弄され続けていた武も、いつしかその運命を受け入れ、人類救済計画「オルタネイティヴ4」に関わる国連軍衛士として、愛する者達と共に戦い続ける。
だが、国家間の利害問題を克服できなかった人類は、地球放棄計画「オルタネイティヴ5」を選択してしまうのだった。
そして3年後、深い眠りから目覚めた武は、以前暮らした「元の世界」にあるはずの、自分の部屋にいることに気付く。
全ては夢だったのだろうか……?「元の世界」への帰還を期待する武に容赦のない現実が追い討ちをかける。
カレンダーの日付は2001年10月22日。部屋の外に広がるのは瓦礫の荒野――武は再び、突然「並行世界」に放り出されたあの日に戻っていたのだ!
世界間の移動に続く、時間逆行。人智を越えた怪現象に戸惑う武だったが、失望を振り払い、決意を胸に廃墟を行く。
「未来の出来事」を知る者として歴史に関与し、悲劇的な「結末」を自らの手で変える――朧気な人類敗北の記憶と、理由のわからない喪失感が、武にそう決意させるのだった。
「オルタネイティヴ4」を完遂させるべく、再び国連軍横浜基地の門を叩いた武は、計画総責任者である香月夕呼の協力を取り付け、その計らいにより、第207衛士訓練部隊に所属する。
そこにはかつて共に戦った仲間達の初々しい姿があった。
人類の敵「BETA」、組織や国家の軋轢、自らに降り掛かる非情の因果に対して、断片的な「未来」の記憶と3年間の軍経験、そして「覚悟」だけを武器に、たったひとりで戦いを挑む武。
人類を敗北に導く「オルタネイティヴ5」発動まで、残された時間は2ヶ月弱。頻発するトラブルや計画の遅延をよそに、刻は無情に過ぎて行く……。
果たして武は、人類を勝利に導くことができるのであろうか――!?
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