1990年生まれ東京都出身。青山学院大学卒業。大学在学中にITベンチャーにてエンジニアとして働いた後に起業。誰でも驚くほど簡単に素敵な動画を作成できるサービス『SlideStory』を展開中。
現在スタートアップの仲間集めプラットフォーム「Combinator」にて仲間集めを展開中。※Combinatorは「旗を掲げれば、仲間が集まる」をコンセプトに、スタートアップの仲間集めを支援するプラットフォームです。
そのCombinatorが運営するインタビューメディア「Flags」では、大企業やベンチャー企業を飛び出し、スタートアップ(起業)した人たちの等身大のストーリーメディアです。
今回は全世界で100万DLを記録している『SlideStory』を展開中の瀧嶋篤志さんです。バンドマンだった大学時代からエンジニアリングの世界へ。タイで感じた熱狂に魅せられて起業に踏み切った背景をお聞きしました。
興味を持った方は、下記URLから瀧嶋さんのチームにコンタクトを取ってみましょう。
https://www.combinator.jp/ja/projects/12
●まずSlideStoryについて簡単にご説明お願いします
SlideStoryは誰でも驚くほど簡単に素敵な動画を作成できるサービスです。写真から動画を作るスライドショー機能、短い動画を撮影しながら繋ぎあわせて1つの動画を作るスナップ機能を備え、いつでもどこでも作りたいと思った時にムービーを作ることができます。SlideStoryはモバイル時代の動画の在り方を変えます。
●日本のみならず、東南アジアでのユーザーも多いですよね
日本を始め、台湾・タイなどの東南アジア地域で注目されています。SlideStoryはリリース6ヶ月で100万ダウンロードを突破したのですが、そのうち半数以上が海外ユーザーです。今後もスマートフォンx動画で全く新しい動画体験を提供していきたいと思います。
●創業から1年で、すごいスピードでの成長ですね。それでは大学時代のお話からお聞かせください。
大学は青山学院の社会情報学部という、文系と理系が混ざったような学部にいました。新設学部で、私は2期生として入学。入学者と教員全員にiphoneを配布するという、なかなか変わった場所でした。
●どのような活動をしていたのですか?
中学時代から音楽をやっていたこともあり、大学1−2年時はバンド活動に熱中していました。月4回下北沢でライブをしたり、レコーディングまでしていたので、熱を持ってやっていましたね。
●バンドマンだったのですね。そんな瀧島さんがエンジニアリングの世界に出会ったきっかけを教えてください
もともとiphoneなどガジェットは好きだったこともありますが、大学の授業でjavaに触れたことがきっかけです。でも当時は全然面白くなくて。ただもう少し勉強してみようと思い独学で勉強してみたのですが、1週間で挫折して(笑)
少し方向性を変えてみようと、PHPを学び始めて、TwitterのAPIを使ってWEBアプリを作ってみたりしていたら段々楽しくなってきて。それからはバンド活動もやめて、とにかくコードを書きまくっていました。趣味と勉強の間のような感覚でしたね。
●そこから企業でのエンジニアとしてのアルバイトを始めるのですよね
はい、3年生になり、せっかくだから仕事としてコードを書いてみたい、さらには企業でのインターンというものも経験してみたかったのが理由です。そこで求人を探して、テクノードという「Touch the Numbers」や「らくがきライブ」を展開していた会社に入社します。名前を知っているアプリばかりだったのが理由です(笑)テクノードはスマートフォン向けアプリケーションを提供する会社だったので、私もそちらの道にシフトすることに。今私達の会社がスマートフォン向けアプリケーションの会社をやっているのはこういった背景があります。
●テクノードでのインターンはいかがでしたか?
とても充実した経験をさせていただきました。週5日フルコミットしていた時期もあり、もともと大学を卒業したらどこかプログラミングが出来る会社への就職を考えていましたが、ここで就職のイメージを掴むことも出来ました。
当時Touch the Numbersのアップデートや機能追加を担当しており、仕事自体はとても楽しかったのですが、どこか物足りなさというか、刺激を求めるようになって。そんなときに、元々テクノードの社長を務めており、違う会社を立ち上げていた株式会社クオンの水野社長に誘われて、そちらで仕事をするようになります。これが1つ大きな転換期になりました。
●クオンが転換期になったとは?
当時Lineが立ち上がりきっていないくらいの時期で、私達の会社でもチャットアプリを作っていました。社内には私以外にフルコミットで動けるエンジニアがいなかったので、その中心的なポジションでプロジェクトに関われました。
そんなある日、展開していたアプリがタイでランキング1位になり、そこから事業を東南アジア向けにシフトしていきます。タイの、日本でいうドコモのような通信会社と提携してサービスを展開したりと、非常にエキサイティングな環境に身を置くことが出来ました。その関係でタイに行く機会があり、そのときにタイのスマートフォンに対する勢いを感じ、このまま日本でのんびりとやっていたら駄目だなと。帰国後すぐに起業の準備を始めました。
●すごいスピード感ですね!
はい、もともと水野社長が私をタイに連れて行ってくれたのは、新卒としてのリクルーティング目的と後々聞いたのですが、私が感化されすぎて(笑)
●起業時にはSlideStoryのコンセプトは既にあったのでしょうか?
いえ、なかったんです。帰国後は友人と受託開発や他のサービスを作ったりしながら創業資金を貯めていました。そんなことをしていたときに、「このまま受託をやっていたら、いつまでもいけてしまうな」と思ったんです。そこで、腹をくくるためにきちんと法人化し、自社サービスとして何をするかを1ヶ月くらい考えていました。
●それではどのような背景でSlideStoryは生まれたのですか?
ある日、ホンダが展開するロードムービーをみて、すごく良いなと思ったんです。アプリが良いというよりも、そこから吐き出されるコンテンツがぐっとくるというか。そこで、「スマホで動画をもっと身近なものにできるはず」と考えたことが始まりです。スマホの高性能化、高速化というインフラも整ってきましたし、instagramのように画像でコミュニケーションを楽しむ文化も出てきた。そう考えると、今後もっとスマホで新しいエンターテイメントの楽しみ方が出てくると思い、動画×スマホは面白い領域だなと。それでここを狙おうと考えました。
●瀧嶋さんが考える、動画の可能性について教えてください
純粋に、テキストや写真より情報量が多いですよね。よりリアルに気持ちや感情を伝えられる手段が動画だと思います。これまでは普通の人が動画を使って表現することは出来ませんでした。それを、誰もが持つスマートフォンというデバイスを使うことで新しいコミュニケーションを実現出来ると考えています。それによって、Youtubeの次のステージに行くことが出来ると思っています。
●今後どのようなメンバーと働きたいでしょうか?
私達のチームは、発想を価値に変える集団でありたいと思っています。ですので、様々な人が発想ができ、それをすぐに形に変えられるチーム。どんなしょうもないことでも、まずはやってみる。この意識だけは忘れないようにしています。やってから考える。やって駄目ならそのときに対策を考えれば良いという思想で動いています。モノ作りをしていく会社ですので、クリエイティブが世の中にインパクトを与えられると信じている人は是非メッセージをください。
下記画像から瀧嶋さんのチームにコンタクトを取れます。あなたの心を動かすプロジェクト、一緒に情熱を燃やす仲間を見つけましょう。