本のタイトルを見て「源義経=ジンギスカン」説を論じる本だと思って買ってしまったが、「源義経=ジンギスカン」説を論じているのは2章と最終章の一部であって、他の章は著者の過去の本の内容をまとめる内容で、それらに関する知識や興味のない自分にとってはあまり参考になる本ではなかった。
買った理由である「源義経=ジンギスカン」説を論じる部分は、佐々木勝三、大町北造、横田正二著、『義経伝説の謎(成吉思汗は源義経か)』を引用する部分が多く、それを補強するような「新説」が追加されている訳ではなかったため、「タイトルで期待した内容とはほど遠い」という感想を持った。
もし「源義経=ジンギスカン」説に興味があるのであれば、『義経伝説の謎(成吉思汗は源義経か)』などの他の著書を参照した方が良いであろう。
本筋から外れるが、新刊を買ったはずなのに古本と間違うような、黄ばんだ昭和63年の初版本が届いたのには驚いた。