入院時の写真見逃しはこうして起きる
神戸市立医療センター中央市民病院は30日、神戸市の50代の男性が昨年入院した際、主治医2人が撮影した胸のエックス線写真を見ず、写っていた肺がんを見逃していたと発表した。男性は現在肺がんの治療を受けている。 病院によると、男性が脳動脈瘤(りゅう)で入院した際、昨年2月と6月に結核感染の有無を確認するため胸のエックス線写真を撮影。主治医だったいずれも30代で脳神経外科の男性医師2人は画像を見ていなかった。 男性が昨年10月、別の病気で入院した際に撮影した写真で左肺に影が見つかり、見逃しが判明。2人は「脳の手術に意識が行っていて、見るのを忘れていた」と話しているという。 病院は医師2人を昨年12月に厳重注意処分にし、2011年7月〜昨年12月に撮影したエックス線写真を調査。約3万5千件のうち496件で医師が画像を見ていなかったことが分かったが、今回の件以外に病気の見逃しはなかった。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 本当かよ・・・ と、皆さん思うようなことが起きています・・・ 肺がんの見落とし・・・ しかも写真を撮ったのに・・・ 何が起きたのか・・・ 順に見ていきましょう・・・ まず、脳動脈瘤で入院した際胸部XPを撮影した・・・ これは当然外来主治医が撮影するんですね・・・ 入院指示を出した時に血液検査や色んな検査をして 入院する・・・ で、確認するのは多くは病棟主治医だ・・・ ところが脳の疾患で入院ですからそもそも胸部に 何かあるとは思っていない・・・ 脳動脈瘤に関して今後の治療方針などを検討しても 胸部XPをついつい見忘れた・・・ 脳外科医ですからね・・・ 勿論普通は見る必要がある・・・ 例えば同時にとる心電図・・・ これも当然チェックが必要ですが ついつい見忘れることも有りますね・・・ で、別の入院時に撮影した写真で異常陰影が・・・ で、調べてみると496件で画像をチェックしていなかった・・・ かなりの数ですが、これだけ再検させるのも凄いですけどね・・・ 医者も技師さん、事務も大変だったでしょうね・・・ ま、患者さんとしては受けた検査の結果は確認するというのが 身を守る方法でしょうね・・・ 特に、入院時には検査がダブったり足りなかったりしますから 注意が必要ですね・・・ 尤も、そんなこと気にせず治療に専念できれば一番なんでしょうが こういう記事を見るとなかなか医者を全面的に 信用するのも危険ですね・・・ 今回は、病院で受けた検査はちゃんと結果を 確認しましょうってことですね・・・ ちょっと情けないのですが、これが現実でしょうかね・・・<`ヘ´> |
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