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(仮)王様と王妃様 作者:ちしゃ

*12*

今回短いです

一度広がった戦火は中々終息に向かわなかった。

少しずつツヴァイ公爵の、それに追従する者達の兵を除け、鎮圧していく。

だが、内乱のせいで、王都には失業者が集まり、治安の悪化が懸念された。

宰相たちが、側近達が知恵を出し、蓄えを放出し、温かな食事と仮住まい、仕事を捻出し、対策を立ててくれている。

国を見渡せば、少なくはない数の人々が命を落としてしまった。

今後を思うと憂える事ばかりが募る。



そして私は、ルイザの元へ通うのを止めた。

かと言ってサフィーリアの所へも行っていない。

正直、サフィーリアに対しどう接していいのか分からない。

ユリウスとアルティナに対してもどう接すればいいのだろうか?

あの子たちはあまり私に近寄って来てはくれない。



国が内乱で大変なのに考える事はつい身近な悩みになってしまい自嘲じちょうする。


会議では、『何か、お考えは有りますか?』と聞かれて答えられない不甲斐なさ。

私は、これまで周りの者達にどれだけ支えられてきたのかを痛いほどに感じた。




内乱が始まって2年目になり、最近やっと終息する兆しを感じるように成ってきた。

この争いは王室派の勝利で終わることがほぼ決まりかけていたある日、王妃と子供達のいる居室が襲われたという一報が入った。
お読み頂きありがとうございました。
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