伊藤唯行
2014年5月1日11時56分
埼玉県を中心に首都圏で店舗を展開する外食チェーンが注目を集めている。店頭でくるくるとかかしが回る看板が目印の「山田うどん」。味は平凡だけれど、なぜか居心地が良いのだ、という。「それって埼玉そのものじゃないか」。そんな声もある。
■「山田者」あなたのそばにも?
4月16日。FM局「エフエムナックファイブ」(さいたま市)の生放送番組で、山田うどんへの愛を語る男たちの声が流れた。フリーライターの北尾トロさん(56)と、コラムニストのえのきどいちろうさん(54)だ。
「山田(山田うどん)はね、埼玉の人の心の古里ですよ」。えのきどさんが力説すると、北尾さんも「地元の誇りに思ってほしい」と応じた。このコンビ、最近ラジオや新聞に引っ張りだこだ。
2人は若い頃から山田に通い続けるファンで、「山田者(もの)」を自称する。好きが高じて一昨年11月、歴史やメニューの特徴、関係者インタビューをまとめた研究本「愛の山田うどん」を刊行。出版を記念した山田者の集いが半年で3回開かれるなど、異例の展開に。今年3月には続刊「みんなの山田うどん」を出した。
各界の著名人も山田者の名乗りを上げた。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!