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歌手のASKA容疑者を逮捕 覚醒剤所持 容疑を否認
5月17日 11時41分

歌手のASKA容疑者を逮捕 覚醒剤所持 容疑を否認

人気ポップスグループ「CHAGEandASKA」のメンバー、ASKA、本名・宮崎重明容疑者(56)が覚醒剤を隠し持っていたとして、警視庁に覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されました。
調べに対し宮崎容疑者は、容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは人気ポップスグループ、「CHAGEandASKA」のメンバー、ASKA、本名・宮崎重明容疑者です。
警視庁によりますと、宮崎容疑者は先月6日ころと12日ころ、東京・港区のマンションの1室で少量の覚醒剤を隠し持っていたとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
すでに東京・江東区の東京湾岸警察署に身柄を移され取り調べを受けているということです。
警視庁は覚醒剤の入手経路など、詳しいいきさつを調べています。
調べに対し宮崎容疑者は、「私は今まで覚醒剤を所持したことはありません」と供述し、容疑を否認しているということです。
東京・世田谷区にある宮崎容疑者が所属する事務所は「事実関係を確かめるため情報を集めていますが、分かるものがいないのでコメントできません」と話しています。

ASKA容疑者のこれまで

歌手のASKA、本名・宮崎重明容疑者(56)は福岡県出身で、昭和54年に同級生だったCHAGEさんと「チャゲ&飛鳥」を結成し、シングル「ひとり咲き」でデビューしました。
ドラマの主題歌にもなったシングル「SAY YES」が、平成4年に売り上げ枚数270万枚を超える大ヒットとなったほか、「YAH YAH YAH」も平成6年に大ヒットを記録するなど、国内のみならず、台湾や香港、シンガポールなどアジアでも人気を集めています。
平成21年にCHAGEさんとともに「お互いのソロ活動を充実させる」などとしてデュオとしての活動を無期限に休止すると発表しました。
去年、4年ぶりに活動を再開することを宣言しましたが、去年8月に予定されていた活動再開後の初めてのコンサートが、宮崎容疑者の体調不良を理由に延期されました。
その後、週刊誌などで覚醒剤を使っているとの疑惑が伝えられましたが、宮崎容疑者はホームページなどで、体調不良は一過性脳虚血症という病気が原因で、「違法なことは一切やっていない」と反論していました。

繰り返される芸能人の薬物事件

芸能人が薬物を隠し持ったり使ったりしたなどとして逮捕される事件は、これまでも繰り返し起きています。
このうち、5年前の平成21年には、女性タレントやアイドルグループ元メンバーなどが相次いで覚醒剤を使った罪などに問われ執行猶予の付いた有罪判決を受けました。
ほかにも、元俳優などが薬物事件で逮捕されるなどしたことを受けて、日本音楽事業者協会など3つの芸能団体は、芸能人に対して薬物の危険性についての研修会を開くなど、薬物乱用の根絶を目指すことを申し合わせていました。

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