ニューヨーク=畑中徹
2014年5月17日01時01分
米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)は16日、大規模リコール(回収・無償修理)の対応が遅れたとして、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が3500万ドル(約35億5千万円)の民事制裁金の支払いに同意したと発表した。一つの事案で自動車メーカーに科す金額では過去最大という。
小型車「シボレー・コバルト」などの車種で点火スイッチの欠陥を10年以上前に知りながら、今年2月までリコールの対応を怠ったためだ。2月以降、リコールした総数は約1千万台に達した。一連のリコールで処罰が出るのは初めてだ。(ニューヨーク=畑中徹)
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朝日新聞国際報道部
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