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自衛隊にオスプレイ 防衛相「概算要求に」5月16日 13時43分
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小野寺防衛大臣は、東京・小笠原村の村議会議長らから急患を搬送するのに有効だなどとして、早期に自衛隊に新型輸送機オスプレイを導入するよう要請を受け、来年度予算案の概算要求に取得の経費を盛り込みたいという考えを伝えました。
小野寺防衛大臣は16日、小笠原村議会の佐々木幸美議長らと防衛省で面会しました。
この中で佐々木議長らは、航空路がなく東京から1000キロ離れた小笠原諸島では、年に数回、猛烈な台風に襲われるうえ、急患の搬送は海上自衛隊のヘリコプターに頼っているのが現状だなどとして、災害時の対応や急患の搬送のため、早期に自衛隊に新型輸送機オスプレイを導入するよう求める決議を手渡しました。
これに対し小野寺大臣は、「災害時や救難時の活用にも十分、機能を有していて、できれば来年度の予算案に導入の要求をしたい」と述べ、来年度=平成27年度予算案の概算要求にオスプレイの取得の経費を盛り込みたいという考えを伝えました。
防衛省は、去年策定した中期防=中期防衛力整備計画で、5年間でオスプレイ17機を自衛隊に導入する計画を明らかにしています。
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