2014年5月13日、東南快報によると、4月末、カナダ移民部は人材を呼び込むことを目的として移民申請の受付を拡大すると発表した。統計によると、2013年にカナダが受け入れた中国からの移民は3万4000人に達し、過去最高を記録した。カナダは一貫して中国人の移民先として人気がある。

一方で、日本政府は先日、少子高齢化で激減が予想される人口の穴埋めとして、移民の大量受け入れの検討を始めた。内閣府は毎年20万人を受け入れ、合計特殊出生率を2．07に回復できれば、今後100年間は人口の減少を食い止められると試算している。

こうしたなか、先日、中国の大手ポータルサイト・百度の掲示板に「移民するならカナダにすべきか、それとも日本にすべきか」というスレッドが立ち、ネットユーザーが自身の見解を示した。およそ9割がカナダを勧めている。以下は、寄せられたコメントの一部。

「どちらでもいい。ここを離れさえすれば勝ちだ！」
「好きなところに行けばいい」
「中国を離れられるんだ。おめでとう」

「日本。向上心のある国だから」
「日本をお勧めする。日本人は中国人をいろいろと支援してくれる」
「日本は悪くない。私ならやっぱり東アジアの国がいい」

「カナダがいい」
「迷うことなくカナダ」
「カナダにしな。人が少なくて静からしいよ」

「もし本当に移民するならカナダでしょ。日本人は割と排他的」
「カナダ。今の日中関係を考えたら、極端な考えを持ったやつに出くわす確率は高い」
「豪州かカナダが最適。日本は伝統的に移民の受け入れ国ではない。その上、生活もそれほど自由ではない」

「カナダは“もう1つの中国”って誰かが言ってたな」
「カナダは日本よりいい。その上、日本には移民政策がまだないでしょ」
「カナダの方がいい。人が少ないし、福祉も充実している」

「旅行なら日本がいいけど、住むならカナダだね」
「日本は好きだが、私ならカナダかな。日本社会はストレスを感じる」
「必然的にカナダ。土地は広くて人は少ないし、環境もいい。住むのに非常に適している。中国系の移民も多いし」（翻訳・編集/北田）