“生活保護 申請拒否相次ぐ”05月16日 19時25分
2004465911_20140516205606.mp4
大阪市で生活保護の申請の際に不当に断られるケースが相次いでいるとして、弁護士などの支援グループが適切な対応を求めて今月末、大阪市と交渉することにしています。
弁護士や支援者などで作る「大阪市生活保護行政問題全国調査団」によりますと今月9日に実施した電話相談では「生活保護を申請した際に不当に断られた」と訴える相談が相次いで寄せられたということです。
知的障害のある子どもをもつ30代の女性からは保育園が見つからず仕事につけないのに生活保護の申請を断られたという相談が、また50代の男性からは扶養義務のある親族全員の名前を書くよう言われ申請を取り下げようか悩んでいるといった相談が寄せられたということです。
弁護士らは今月28日と29日にこうした事例を大阪市に示して生活保護の申請に適切に対応するよう交渉することにしています。