アナ雪「踊る大捜査線−」超え６位　興行収入１７６億円突破

　大ヒット中のアニメ映画「アナと雪の女王」の観客動員が１３９０万人、興行収入が１７６億円を突破したと１６日、配給元のウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが発表した。

　３月１４日に全国公開されて６３日目となる１５日付の成績。興行通信社の調べによると、日本歴代興収記録では「踊る大捜査線　ＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ２　レインボーブリッジを封鎖せよ！」（１７３．５億円）、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」（１７３億円）を超え、８位（１２日付）から６位に浮上した。

　「アナと雪の女王」は同配給元の歴代興収で、「アルマゲドン」の１３５億円を超えて１位になったほか、日本での洋画アニメ＆３Ｄ映画興行成績でも、歴代１位をマーク。全世界の興収は、１１億９０７４万ドル（約１１９１億円）で歴代６位（１２日付）を記録。世界のアニメ映画では歴代１位だ。

　物販も好調。タカラトミーが発売する同作のキャラクター、アナとエルサのドレスが人気を集め、ゴールデンウイークでほぼ完売する勢い。追加生産が追い付かないほどという。雪だるまのキャラクター「オラフ」のぬいぐるみは、発売からわずか２カ月で出荷１０万個を突破するなど異例の売れ行きを見せている。