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【経済】

GMに制裁金35億円 欠陥放置で米当局と合意

 【ニューヨーク=共同】米道路交通安全局(NHTSA)は十六日、乗用車の点火スイッチに関する欠陥を長年放置し計十三人が事故で亡くなった問題で、自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が三千五百万ドル(約三十五億円)の民事制裁金を支払うことで合意したと発表した。

 NHTSAのリコール(無料の回収・修理)に関する問題調査の制裁金として、単独で過去最大の金額という。

 GMが乗用車の開発段階だった二〇〇一年に点火スイッチの欠陥を把握しながら、ことし二月以降に約二百六十万台のリコールを公表するまで放置、情報開示を怠ったことを悪質と判断したもようだ。

 点火スイッチの欠陥で走行中にエンジンが停止したり、エアバッグが作動しなかったりする恐れがある。

 

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