「美味しんぼ」に関して小学館に抗議文
平成26年5月12日
株式会社小学館
代表取締役社長 相賀 昌宏 殿
抗議文
時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、御社発行の4月28日発行の「ビッグコミックスピリッツ 23号」および
5月12日発行の「同24号」の「美味しんぼ」内におきまして
福島第一原子力発電所事故による放射能により福島県内の健康被害を
描写するシーンがありました。
しかし、同作品に描かれている健康被害は、福島県内において確認されておりません。
御社の発表された「スピリッツ24号掲載の『美味しんぼ』に関しまして」では
「その因果関係を断定するものではありません」と書いておりますが
作品中でははっきりと「被ばくしたからですよ」と
福島県双葉町の前町長の言葉を使って断定しており
明らかに矛盾しております。つきましては、福島県内で活動し
生活する団体として看過することはできません。
従って下記抗議いたします。
記
1、福島県内で作中で描かれているような
原因不明または原発事故による放射能が原因で
鼻血または疲労感を起こす事例が多いという事実はなく、悪質なねつ造である。
2、インタビューに応じている井戸川克隆前双葉町長は
自ら鼻出血の画像をWEB上にアップしているが
それが放射能によるものであるという証拠がない。
診断書もなく、放射能によるものと断定するのは、極めて一方的である。
3、本作品により、双葉町では旅行や農産品のキャンセルが相次いでおり
農業や観光業まで幅広く影響を受けている状況である。
かかる根拠のない風評により蒙った被害の補償を、御社で行えるのか。
また補償する気があるのか甚だ疑問である。
4、御社では、東日本大震災の復興支援企画も行っている。であるならば
復興を阻害している同作品を掲載した責任は極めて重く
これ以上被害が広がる前に、自主回収を要請するものである。
以上
在日特権を許さない市民の会
広報局
在日特権を許さない市民の会
東北地区、福島支部
コメント
RSS feed for comments on this post.
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメントの投稿
ごめんなさい、現在コメントを付けることは出来ません