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大雪で米軍機大破 日本側へ補償請求も検討
5月17日 5時51分

大雪で米軍機大破 日本側へ補償請求も検討
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ことし2月の大雪で、神奈川県の厚木基地に隣接する格納庫の屋根が雪の重みで潰れ、格納庫の中に駐機されていたアメリカ海軍の哨戒機3機が大破したことが分かり、アメリカ海軍は今後、被害の補償を日本側に求めることも検討するとしています。

ことし2月の大雪で、神奈川県の厚木基地に隣接する航空機メーカー「日本飛行機」の格納庫の屋根が雪の重みで潰れました。
格納庫の中には海上自衛隊の航空機6機とアメリカ海軍のP3C哨戒機4機が駐機されており、アメリカ海軍がアメリカ側の被害を調査した結果、4機のうち3機が修理できないほど大破したことが分かりました。
また残りの1機も損害を受け修理する必要があるということです。アメリカ海軍によりますと、日本には現在P3C哨戒機が9機、P3Cの後継機で最新鋭のP8哨戒機が6機配備されていますが、被害を受けた4機はこれとは別に機体の重点的な整備のためアメリカ本土から厚木基地に移動していたもので、アジア地域でのアメリカ海軍の哨戒任務に影響はないとしています。
一方でアメリカ海軍の当局者は格納庫の管理責任は日本側にあるとしており、さらなる調査を行い、1機当たりおよそ36億円とされるアメリカ軍のP3C哨戒機の被害額の全容を把握したうえで補償を日本側に求めることも検討するとしています。

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