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バニラエアも パイロット不足で減便へ5月16日 11時50分
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LCC=格安航空会社のバニラエアは、一時的なパイロット不足のため、来月、合わせておよそ150便の運航を取りやめる方針を固めました。
LCCのピーチ・アビエーションも、機長の病気やけがで来週から一部の便の運航を取りやめる予定で、日本の空のパイロット不足が深刻になっています。
バニラエアは、エアアジア・ジャパンを引き継いで去年12月に就航した新しいLCCで、成田を拠点に新千歳や那覇などを結ぶ1日20便余りを運航しています。
関係者によりますと、会社にはおよそ60人のパイロットがいますが、退職するなどして一時的にパイロットが不足し、来月1か月間、全体のおよそ2割に当たるおよそ150便の運航を取りやめる方針を固めたということです。
7月以降は、パイロットを確保して通常どおり運航できる見通しで、近く正式に発表することにしています。
LCCでは、関西空港が拠点のピーチ・アビエーションも機長の病気やけがが相次ぎ、今月19日から来月いっぱいまで全体の1割に当たる448便の運航を取りやめることになっています。
日本の空はLCCの参入で運賃が下がるなどして利用者の増加が見込まれていますが、一方でパイロットの養成が追いつかず、パイロット不足が深刻になっています。
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