シャープは、スティック型のコードレスサイクロン掃除機「FREED」(EC-SX200)を5月下旬に発売します。価格は5万5000円程度。
FREEDは、吸じん性能を維持しつつ従来モデルよりモーターユニットを小型軽量化。日本の住環境に配慮し、自動床判別機能やバッテリーの着脱充電機能を搭載したコードレスサイクロン掃除機です。なお担当者はダイソンよりも「吸う」とアピールしています。
シャープ スティック型コードレスサイクロン掃除機 FREED
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スリム&高性能をうたうモデルで、じゅうたんやフローリング、畳といった床を判別します。判別機能はシャープのロボット掃除機
COCOROBO(ココロボ)などにも搭載されており、自動モードで運転すると、例えばフローリングでは吸じん力を控えめにしてバッテリー消耗を抑え、じゅうたんでは吸じん力を高めてより毛足の奥のゴミを吸い取りやすくします。
同様に畳の場合、吸じん力が高いままでは畳自体を痛めてしまうため控えめ運転に、掃除機本体を床から離せば自動的に運転を停止、節電します。またヘッド(吸込口)はパワーアシストを搭載する自走式、軽い力で掃除機を取り回しできます。
シャープの担当者は、ダイソンのスティック型コードレスサイクロン掃除機(DC45)について、「
じゅうたんが生活に根付いた英国製とあって非常に高い吸じん力がある」とコメントした上で、ヘッドが床とぴったり面しているために少し大きなゴミが吸い取れず、壁など端にゴミがたまりやすい傾向にあると指摘しています。
また、半円のグリップハンドルを設けたことで握る位置が柔軟に変えられるため、ソファやベッドの下など低いところの掃除がしやすいとアピールしています。ゴミの集まるカップの容量は200mLで、カップもフィルターも水洗い可能。オプションで布団掃除用のヘッドもラインナップしています。
バッテリーは充電式のリチウムイオンバッテリーで取り外しできます。運転時間は自動運転モードで約10〜20分、強モードで約8分。80分で満充電となりますが、約5分の充電で1分運転可能。シャープでは、予備バッテリーを販売し、バッテリーを交換しながら使えばさらに長く使えるとしています。
バッテリーが取り外せるため、掃除機の収納場所と充電場所を分けられる一方で、掃除機の充電兼収納場所が決まっている場合、掃除後都度バッテリーを外して充電しなければなりません。FREEDの大きさは218 x 199 x 1003mm、重さは約2.2kg。