テレビゲームはマルチタスク能力を高めてくれるかもしれない
誰でも、同時に複数の仕事ができれば、と願っていますが、普通はそれほどうまくはいきません。脳科学者のDaphne Bavalier氏はテレビゲームはマルチタスク能力を伸ばす効果があると主張しています。
上記2012年のTEDトークで、Bavalier氏はCall of Dutyのようなテレビゲームをする成人に関する研究をしています。同氏は、ゲームのプレイヤーは複数の視覚・聴覚ノイズを同時に処理できるようになり、このようなスキルは現実世界でも役に立つことを発見しました。1日30分のゲームを週に5日、10～12週続けるだけで効果が現れるそうです。もちろん、一日中ゲームをすれば良いといっているわけではないし、1つの仕事に集中するのは悪い、と言っているわけではありませんが、テレビゲームも悪いことばかりではなさそうです。
この他にも、テレビゲームは視力を悪くするのか、注意力が散漫になるのか、といったテーマについて、研究結果を紹介しています。
TED.comでは、日本語字幕付きのプレゼンを再生できるので、興味のある方はご覧になっていてください。
Daphne Bavelier: Your Brain on Video Games｜TED via Fast Company
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