「みのもんた問題」解決にはけが人も出ている。
9月25日発売の「週刊文春」が「みのもんたの黒すぎる過去」と題して、当サイトにある「バーニングと右翼とみのもんた」という項をもとにした特集記事を掲載している。
2003年、自分が社長を務める会社が談合事件を引き起こしておきながら、何事もなかったかのように情報番組の司会者を続けていたみのに対して、任侠系の政治団体が抗議活動を開始。これに対して、みのと昵懇であるバーニングプロダクションの周防郁雄社長が事態収拾を当大日本新政會の総裁に懇願してきたため、我々が骨を折ったことが記事では報告されている。この記事では「関西の政治団体が東京での揉め事について話をつけるのはそう簡単ではなかった」とあるが、実際にその通り。いや、それ以上の事態が起こっていた。文春の記者にもその点は話したのだが、紙幅の都合でカットされたようだ。重要なところなので補足しておく。
みのの行動を糾弾する政治団体は至極まっとうな正論を持ちだして抗議行動をしており、それに対して矛先を収めてくれというのは筋が通らない話。こちらが関西だとか以前の問題だ。それゆえ、最初は我々の団体の若い者が話をつけにいったが、向こうも一歩も引かず、武闘派でならしているだけあって、結果的にはこちらの若い者にけが人が出るトラブルにまで発展したのだ。その後、この政治団体とつながりがある指定暴力団の大物幹部や2、3の暴力団までが介入して、幾度も話し合いが持たれた挙句、ようやく相手方に理解してもらえたのである。また、解決にかかった金銭も、以前報告した80万円どころではなく(この額は相手方が街宣にかけた実費で、我々が清算した額だ)、相手方や解決に奔走してくれた方々への飲食代やらお車代やらを入れれば、軽く200万円は超えていた。
我々のような人間に頼めば、裏側で電話ひとつでトラブルを解決してくれると思っている人がいるかもしれないが、事はそう簡単なものではない。筋を通し、誠意を見せ、義理を重んじる姿勢がなければ、こうした問題を収束させることはできない。にもかかわらず、みのからは礼のひとつもなく、周防社長は解決にかかった費用を清算するどころか、今もこちらから逃げまわっている。筋も誠意も義理もない、軽佻浮薄な男たちだ。