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パイロット不足で減便 バニラエア正式発表
5月16日 17時45分

パイロット不足で減便 バニラエア正式発表
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LCC=格安航空会社のバニラエアは、パイロット不足のため、来月、合わせて154便の運航を取りやめると正式に発表しました。

バニラエアは、エアアジア・ジャパンを引き継いで去年12月に就航した新しいLCCで、成田を拠点に新千歳や那覇などを結ぶ1日20便余りを運航しています。
しかし28人いた機長のうち、ことし3月までに2人が退職し、今月になってさらに1人が退職することなどからパイロットが不足したため、来月1か月間、全体のおよそ2割に当たる154便の運航を取りやめると発表しました。
7月以降は同じグループの全日空から2人の機長が出向するため、通常どおり運航できる見通しだということです。
6月の便にはおよそ2500人が予約しているということで、ほかの便や全日空便への振り替えのほか、払い戻しに応じることにしています。
バニラエアの石井知祥社長は会見で、「ご迷惑とご不便をおかけして深くおわび申し上げます」と陳謝しました。
LCCでは、関西空港が拠点のピーチ・アビエーションも機長の病気やけがが相次ぎ、今月19日から来月いっぱいまで、全体の1割に当たる448便の運航を取りやめることになっています。
日本の空はLCCの参入で運賃が下がるなどして利用者の増加が見込まれていますが、一方でパイロットの養成が追いつかず、パイロット不足が深刻になっています。

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