米NY州の学校、来年から旧正月が休日に

下院に続き上院も法案通過

 米ニューヨーク州上院は、旧正月を公立学校の休校日に正式に指定する法案を通過させた。同法案は下院でも既に昨年2月、通過している。あとはアンドリュー・クオモ知事の署名を経れば、韓国・中国系の学生が多いニューヨーク市の公立学校は来年から旧正月を休校日と指定することができるようになる。全米50州のうちの旧正月を休校日と指定する法案を通過させたのはニューヨーク州が初めてだ。

 ニューヨーク州上院は13日、「人口100万人を超え、アジア系が7.5%以上の都市の公立学校は旧正月を祝祭日として指定することができる」という内容の法案を賛成58票、反対2票で可決した。ニューヨーク州でこうした要件を満たしている都市はニューヨーク市だけだ。旧正月休校はニューヨーク州に住む韓国系と中国系の主導により実現した。ニューヨーク州クイーンズ郡では人口220万人のうちアジア系が23%を占めている。

ニューヨーク=羅志弘(ナ・ジホン)特派員
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース