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【西武】メヒア、2軍でも1軍でも初打席弾!

2014年5月16日6時0分  スポーツ報知
  • 2回無死、メヒアが左越えに来日初アーチとなる同点本塁打を放った

 ◆日本ハム6―4西武(15日・札幌ドーム)

 ベールを脱いだ大男は、見た目以上の怪物だった。メヒアの“日本初スイング”から、衝撃の弾道が生まれた。2回無死からの来日初打席。火の出るようなライナーが左翼席中段に飛び込んだ。史上55人目の初打席初本塁打。198センチ、118キロの大砲は直球を捉え、弾丸ライナーを繰り出しながらも「たぶんチェンジアップ。感触は完璧じゃなかった」。言葉の端々から底知れない不気味な雰囲気を漂わせた。

 4日の来日後、実戦は練習試合1戦だけ。貧打にあえぐ西武の救世主として、この日、緊急昇格した。13日のJR北海道戦(西武第二)でも来日初打席で140メートル弾を放ち、この日のフリー打撃でも最初のスイングでバックスクリーンへ運んだ。全てが初体験の中、適応能力を発揮した新大砲は「運がいいね」と不敵な笑みをたたえた。

 14日は昨季まで西武でプレーしたオーティズ国際スカウトと札幌入り。03年のオリックス時代に来日初打席初アーチを放った“先輩”から、日本の投手の特徴を学んだ。「内容は秘密だよ」とおどけたが、制球力の良さや変化球が多い傾向を頭にたたき込み、鮮烈なデビュー弾につなげた。憧れの存在は、同じベネズエラからジャパニーズ・ドリームを手にした元西武のカブレラ。本家に匹敵する怪力を披露し、「とてもうれしい」と喜びを口にした。

 強烈な一発を見届けた伊原監督は「慣れてきたら(もっと)本塁打が多くなる」と大きな期待を寄せた。野上の乱調でチームは4連敗を喫したが、新助っ人の加入で貧打解消に光が差した。借金13からの反撃へ。メヒアが超人的な腕力で西武を押し上げていく。(宮脇 央介)

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