【中日】浜田6回2失点2勝!「川上代役」からローテ名乗り
2014年5月16日6時0分 スポーツ報知
◆DeNA2―6中日(15日・横浜)
あり余る勢い。浜田は投げたまま回転して、その顔はバックスクリーンを向いていた。投げたストレートは高めのボール球だったが、打者の山崎は、浜田の前のめりのピッチングにおされていた。手を出して空振り三振。3回2死一、二塁のピンチを、2年目左腕はパワーでねじ伏せた。
「真っすぐにばらつきはあるけど、腕を振っているので、それはオーケーかな」。この潔さが、勢いの源。DeNA打線に何度も“クソボール”を振らせた。筒香に2ランを浴びた6回限りで降板したが、4月29日にプロデビューした場所、横浜で2連勝を飾った。
7日の阪神戦。川上の腰痛発症によって、中継ぎでベンチ入りする予定だった浜田が急きょ、プロ初先発した。「この前は突然だったので、流れを切らないことだけを考えた」と完封でプロ初勝利を挙げた。だが、先発投手として中7日の十分な調整期間を与えられ、ファンに予告もされて上がったマウンド。その分、当然ながら責任は重くなる。「今回はいろいろと考えてしまって、調整が難しかった」。そんな重圧も何とか制し、前回の勝利とはひと味違う2勝目をつかんだ。
「前回ほどの球の勢いはなかったけど、要所要所で感じのいい球が来ていた」。谷繁兼任監督は浜田の力を引き出して、チームも4月10日以来、今季最長タイの4連勝だ。「何連勝でしたっけ?」と数字には無関心だったが、投打ともに力強さは出てきた。(井之川 昇平)