14/05/16/: 本日のねこ様メモ／Cat rescues boy from dog attack、ねこ様がスゴいのはいいとして、気になるのはお犬様の振舞いぢゃないかしら？
※以下のヴィデオには一部傷口等ヒトによっては不快を催す映像が含まれている。閲覧に際してはその点を考慮されたし。
もう「猫が猛犬に体当たり、飼い主の子ども救う」（CNN.co.jp） あたりの報道で、ネット上ではすっかり話題になっているけれど。ここでは個人的なメモということで。
ねこ様のお手柄はもちろんスゴいなと感心するばかりなのだが、映像を見ているとどうも気になるところがある。子どもを襲ったお犬様の様子だ。CNNの映像でも犬の動きはずいぶん子どもに狙いをはっきりと定めたものに見えるのだが、この映像だとさらにそういう雰囲気はくっきりしてくる。さらにさらに「Complete Security Cam Video (Cat rescues boy from dog attack)」（23ABCnews、YouTube） で事件直前の様子を見ているとそういう印象を強く受ける*2。
僕がそう感じただけぢゃぁ、僕にだって説得力がないようなもんだけれど、気になさっているだろうと思える方はやっぱり気にしていらっしゃる。「COMPLEX CAT」 のcomplex_catさん
、
幼児の探索、襲い方が、あまりにもこの手のことばっかりやってきた感じで自然なので、この犬、どうやって飼ってたのかちょっと気になった。肉食獣なのでニワトリぐらいにはこんな感じでやる個体は普通に居るけど。
とはてブコメントに書いていらっしゃる。犬の動作、見ていて子どもにじゃれているうちに勢いで咬んでしまったというものとは違うというふうに見えるのだ。見た目は猛犬というふうに見えない*4ぶん、そこいらへん、違和感を覚えるのだけれど、どうなんだろう？
近所の飼い犬ということだそうだけれど、今後の捜査で意外な事実発覚みたいなことになりゃしやしないかしら。別に子どもを襲うように訓練されていたなどとは想像しないけれど。
あるいは、習性としてこういうこともあり得るということなら、実家界隈、ずいぶん犬を飼ってらっしゃるところが多いぶん、それはそれでなおさら気になって来る。こういうの、結果次第でお犬様は殺処分なんでしょ？ 子どもの安全、お犬様の命のことを思って飼い主さまにはくれぐれも、ということでもあるはず。そういうあたり、しっかりと注意を喚起する報道があるとよいのだけれど。
ねこ様のほうは、いたって平然としていらっしゃる。たぶん、いつもと大した違いのない態度なのだろう。そう思うと、いっそう子どもを救った行動というのがスゴい出来事だったように感じられて、改めて心が動く。
- 注1 大したことではないのだけれど……。ヴィデオ中、お袋さんが、子どもを救ったねこ様のことを「she」って呼んでるように聞こえた。にもかかわらず、このねこ様一方で「hero」とも呼ばれている。「ヴァルキリーって女性じゃなかったっけか？／NASAのロボット3題、Valkyrie: NASA's Superhero Robotとか」
でも気にしたことだけれど、今の少なくとも米語では、女性に対しても「hero」の語を当てるようになったってことなのかしら？
- 注2 45分ほどある。映像のほとんどは事件と関係のないもので、全部通しては見ていない。事件に関係なさそうなヒトも映っていて、こんなんまで公開してしもてええんかいな、という気がするようなところもあったりする。
- 注3 complex_catさんは、twitterのアカウント、はてなのブックマークともに鍵してらっしゃるところ、ご本人に許諾を得て、このコメントを引かせていただいた。多謝。
- 注4 とはいえ、もともと猟犬だった種類の犬というふうにも見えもする。