トム・クルーズ、ジェットで列島縦断イベント！

　米人気俳優トム・クルーズ（５１）が、６月２６日に最新作「オール・ユー・ニード・イズ・キル」（ダグ・ライマン監督、７月４日公開）のＰＲのために来日することが１５日、分かった。キャンペーンでは、一日で東京→福岡→大阪→東京とジェット機で“大移動”しての列島縦断イベントを行うことが決定。一人でも多く、日本のファンと触れ合いたいというトムの気持ちが表れた形だ。

　「ラスト　サムライ」（０３年）での京都・二条城での上映会、「Ｍ：Ｉ：３」（０６年）の新幹線貸し切りなど、新作を携えて日本に来る度に、型破りなキャンペーンを行い、日本のファンを驚かせてきたトム。今回は、“列島縦断”することが明らかになった。

　最新作「オール―」の公開１週前となる６月２６、２７日に来日することが決定。２７日は都内で会見を行うが、２６日には東京を起点に午前中に福岡、午後に大阪を訪問。そこからさらに東京へ戻り、東京・六本木ヒルズでのジャパンプレミアに参加する。総移動距離は、１７７１キロ（直線距離）に及ぶ。

　桜坂洋氏の同名小説を映画化した同作は、トム演じる戦場の最前線にいる男・ケイジが、死ぬ度に同じ一日の始まりに戻され、永遠にそれを繰り返すという「タイムループ」がポイント。それにちなみ、東京を起点にして各地を訪問し、再び東京へ―という“ループキャンペーン”となる。

　福岡、大阪でのイベント内容は現在のところ未定だが、関係者によるとジェット機にファンが同乗し、各地を巡るという案も出ているという。また、移動中にはトム自身がツイッターでリアルタイムでイベントの様子を報告したり、ファンの感想などに答えたりする予定になっている。

　トムは日本のファンに向け「僕の作品へのサポートいつも感謝しています。美しい日本を訪れる度の、温かい歓迎にも感謝します。今回はダグ・ライマン監督と独創的な日本の小説を基に、新作をつくりました。お楽しみください」とコメント。キャンペーンにはライマン監督とプロデューサーも同行する。