「日本では五輪も」旅館を無許可営業の疑い5月16日 12時24分
東京・足立区の住宅で外国人観光客向けの旅館を無許可で営業したとして、イギリス人の男が旅館業法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
調べに対し、「日本では将来、オリンピックもあり、外国人に低料金の宿泊施設を提供したかった」と供述しているということです。
逮捕されたのは、イギリス人で東京・足立区の無職、ジェームス・クリストファー・ウッド容疑者(28)です。
警視庁の調べによりますと、ウッド容疑者は足立区長の許可を取らずに自分の住宅で旅館を営業し、先月までの1か月余りの間にタイ人や中国人など7人を宿泊させたとして、旅館業法違反の疑いが持たれています。
住宅は木造3階建てで客室が3つありましたが、面積が旅館の基準を満たさないことなどから、改善したうえで許可を取るよう保健所から10回にわたり指導を受けていました。
ウッド容疑者は指導に対し、旅館業の許可が必要ない「シェアハウスだ」と主張していたということです。
警視庁によりますと、1人1泊、2500円から5000円の料金を取っていたということで、調べに対しウッド容疑者は容疑を認め、「日本を訪れる外国人は増えていて、将来、オリンピックもあり、低料金の宿泊施設を提供したかった」と供述しているということです。
「変な建物だなと」
近所に住む77歳の男性は「建物は古くからある肉屋の店舗を兼ねた住宅だったが、20年くらい前に店主が亡くなり、5~6年前から知らない若い外国人たちが出入りするようになった。一度、中を見たことがあるが、住宅の中を板で仕切って2畳から3畳くらいの小部屋をたくさん作り、外国人を住まわせたり、宿泊させたりしていたようで、変な建物だなと思っていた」と話していました。
また、近所に住む別の60歳の男性は、「入り口に『シェアハウス』と書かれた貼り紙がしてあり、大きな荷物を持った外国人が入れ代わり立ち代わり入っていくので外国人が宿泊する場所として近所でも有名だった。短い人で数日、長い人で1年くらい住んでいたようで、ベランダで大声で電話したり、夏には屋上で騒いだりしていたので近所から注意されることもしばしばあった。違法な営業だったとは知らなかったので驚いている」と話していました。
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|