こうしたメニューには、デフォルト機能を利用するためのアイテムはもちろん、アドオンの導入などによって追加される様々な項目が並んでいますが、めったに使わない、一度も使ったことがないというアイテムも中にはあり、時にはそれらが邪魔に感じることもありますね。
このように無駄なアイテムが並んでいると、メニューが長くなったり選択がしにくくなるなどのデメリットもあり、皆さんもできれば非表示にしてほしいというアイテムの1つや2つあるのではないでしょうか。
そんな方は、Firefoxに「S3.Menu Wizard」というアドオンをインストールすることで、こうしたメニューアイテムの表示/非表示を切り替えたり、アイテム名の編集などを行うことができるようになります。
「S3.Menu Wizard」は、Firefoxで表示できるメニューバーアイテム、コンテキストメニューアイテム、タブコンテキストメニューアイテム(などのサブメニューも含む)に並んでいる項目をUIで簡単にカスタマイズすることができるようになるというものです。
アドオンをインストール後、アドオンの設定ボタン、またはCtrl+Alt+Mで専用のカスタマイズ画面を新規タブに開くことができるようになります。
この画面には、各メニューアイテム名が表示されるようになっており、各[+]ボタンを押すことでメニュー以下に含まれているアイテムを展開表示することができるようになっています。
各アイテム左側にはチェックボックスが表示されており、このチェックを外すことで任意のアイテムを非表示にすることができるようになります。
(==***==はセパレータ(アイテム間の区切り)です。これも非表示可能です。)
また、アイテム横の鉛筆アイコンをクリックすると以下のような編集画面が表示され、ここでアイテムの表記を書き換えることもできます。
書き換え完了後、右側のチェックアイコンをクリックすると変更が確定されるほか、×ボタンで編集終了、右端の青いボタンクリックで編集した内容をデフォルトに戻すことができます。
*また、設定画面右上の
たとえば、メニューバー→編集内の[元に戻す]を[戻れ!]に書き換えると、こんな感じでメニュー内に表示されます。
*編集済みのアイテムには赤い破線が表示されます。
このように、各メニュー内のアイテムを任意で非表示にしたり、アイテムの表示ラベルを簡単に書き換えることができるようになるというアドオンです。
メニューをカスタマイズすることができるアドオンはいくつか有名なものがありますが、このようにラベルまで書き換えることができれば、英語表記のアドオンなどを導入している場合に便利かもしれませんね。
Firefoxのメニューアイテムで使わないものが多い、アドオンの導入でメニューが散らかっている、というような方は、試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:S3.Menu Wizard(Add-ons for Firefox)
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